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小学校高学年においては,健康な生活を送ることに対する意欲を高め,自らの健康を積極的に保持,増進していこうとする生活態度を育成していく必要がある。そして,病気の予防や症状の自覚,初期段階の治療,治癒に心がけることが,生涯を通じて健康な生活を追求していくための能力や態度の形成につながる。
宮城県白石市立深谷小学校 今秀樹
医療の向上に伴って慢性疾患のある子どもでも通常の小学校に通えるようになったが,それには一般の人々の正しい認識と適切な対応が不可欠であると説いている。
国立成育医療センター成育政策科学研究部部長 加藤忠明
静岡県養護教諭研究会で作成した授業実践事例集(2000年2月作成)から。単元名「病気の予防」「健康な生活」キーワード:調べ学習,栄養のバランスチェック日常,経験している病気や,これからかかるかもしれない病気についての予防のしかたが分かり,生活の中で気を付けようとする。
静岡県袋井市立今井小学校 三井章代
児童に生きる力や健康な生活に対する思考力や判断力を身につけさせるために,課題解決的な学習を取り入れ,児童に主体的に学習させたいと考えた。さらに,学習したことを生活に適用・発展させるためのめあてとその達成方法を立案させ,実践させることによって,学んだことを自分のものとして受け止めさせることが必要であると考え,本実践を行うこととした。
宮城県宮城郡利府町立菅谷台小学校 丸田浩之
小児慢性疾患を抱えた子どもたち通常の学校に在籍するケースが増えてきている中,教育・保健・医療・福祉の連携による総合的なアプローチの必要性を述べている。
国立成育医療センター研究所流動研究員 伊藤龍子
保健領域の授業は,人生80年を健康に生きるための基礎となります。小学校の保健においては,生涯を通じて自らの健康を適切に管理し,改善していく資質や能力の基礎を養うことが求められています。
北海道北見市立北小学校 名雪克巳
本稿は,第6学年の「病気の予防」単元の学習指導案の紹介である。本単元の学習を通して,今は将来に結びついているということに気づかせ,その上で今をどう生活していくのかを考えさせたい。「~してはいけない」「~な害がある」のような「負」の学習の終わり方ではなく,「~すればいいね」「~を大切にしよう」のような前向きな学習の終わり方を心がけたい。そうすれば,今を生き生きと,将来を楽しみに生活する子どもを育むことができると考える。
千葉県千葉市立稲丘小学校 星野充啓