教科書の単元から資料を探すページです。
子どもたちにとって,生命の尊さや自然事象について体験的に学習することが必要とされてきている。また科学的なことに関心が低いという報告から,理科教育については,生涯にわたって関心を持ち続けることができるように,小学校低学年の段階から興味・関心を高める指導が大切であると考える。そこで,生活科の内容のうち,特に季節や自然,動植物とのかかわりを重視しながら,年間を通して自然の不思議さやおもしろさを実感する活動を取り入れながら,科学的な見方・考え方の基礎を養う過程を探ってみた。
宮城県 小学校 宮城県 小学校
東書教育シリーズ 生活科で育つ「学力」 東京書籍2004年3月作成より。季節の移り変わりを意識的に捉えることで,季節によって変化する自然の様子や人々の生活,暮らしの様子まで気付きを広げる実践。
東京書籍(株) 生活科編集部
「冬にどんなことをしてみたいか」という問いを児童にし,答えたことを基にして単元を構想し,活動を計画した実践。一度活動を行い,更に活動したいという工夫をすることにより,雪や氷で思いっきり遊ぶことができた。
山形県最上町立富沢小学校 阿部順子
児童が意欲的に取り組み,生き生きと表現するには,「~が分かった」という実感を伴った気づきが必要である。児童の知的な気づきを多様に引き出す,生活科指導の実践事例。
広島県呉市立渡子小学校 中本かおり
本単元は,季節を体で感じ,遊びや正月行事などを通して,冬を楽しく過ごすことができるようになることを願っている。児童は,風の冷たさや水,氷柱,雪などから冬の訪れを感じ取り,好きな冬の遊びとして,かるたや凧上げ,雪遊びなどを挙げている。ゲームが中心の現代っ子に多様な遊びを経験させたい。
埼玉県 K.H.
生活科の究極の目標は「自立への基礎を養う」ことである。生活科の活動や体験が,この目標に迫るものになっているだろうか。この子どもの具体的な姿は,どのようなものだろうか。与えられたことをこなすだけではなく,様々な選択肢の中から自分で選択し,責任を持って実行することができるような子どもが理想だろう。生活科の活動や体験が,一斉で一律に同じものになっていないだろうか。
福岡教育大学生活総合教育講座教授 津川裕
本年度、藤岡市教育研究会生活科部会では、児童の気付きに焦点化し、その気付きを大切にする指導に取り組んでいる。本発表は、教師が児童の気付きの質を高めるために、平成21年度の指導案に授業改善を試みたものである。
藤岡市教育研究会 生活科部会 井上真弓