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タイトルを見て,何だこれは?と思った諸氏も多いであろう。瓶(ビン)…ガラス製で中が見える,缶(カン)…ブリキ製で中が見えないということである。つまり,括弧で括り置き換えをしないで中が見える状態のままで計算するのが瓶詰法であり,括弧で括った部分を別文字に置き換えをして中が見えない状態にして計算するのが缶詰法である。このような方法は教科書の至る所に出現している。本稿では,瓶詰法と缶詰法という視点から高校数学を俯瞰し,特にベクトル方程式の指導に焦点を当ててみる。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
展開図が正方形となる立体があることを知っていますか? ちなみに正方形の4隅をくっつけて1つの角にしようとすると、ぺしゃんこになって立体になりません。隣り合う2辺の中点を使って折ってみると,見事に三角錐が出来るはずです。このように、3つの直角で、1つの角を作る四面体において、非常におもしろい性質が知られています。
大阪府立岸和田高等学校 近藤寛直