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2003年からの新教育課程では,化学Ⅱの物質の構造と化学平衡の分野で,物質の三態や融解と溶解の違いなどを教えることになるであろう。理科教育で最も大切なことは,出来るだけ多くの物質や 生物に触れ実験・観察する事が,書物や教科書等から得られる知識などとは比較にならないほど新鮮でインパクトの強い示唆に富んだ生きた知恵を得ることが出来る(つまり,”見たことは理解できる I see and I understand”,”体験したことは思い出すことが出来る I do and I remember”)からである。そして,扱う物質が身近な物ほど,その効果は大きいと思われる。そこで身近な物としてロウソク,…と言っても種類は多い(牛脂,ステアリン酸,鯨油,蜜蝋,パラフィン,炎色を楽しむ金属塩化物の混合したパラフィン等)1)があるが,現在のロウソクは魚油を脂肪化した物が多く使われており,これを教材にして,盛口襄先生の「ロウにアタック」2)を参考に,三態の変化や密度の測定などを行い,最後に環境問題にも触れる実験を考案した。
兵庫県立芦屋高校 太田徹次
「物質の燃焼」に関する入試直前の短期間で取り組める試験対策教材です。出題傾向や学習のポイントをわかりやすくコンパクトにまとめています。[キーワード]有機物(有機化合物),イギリスの科学者ファラデー,「ロウソクの科学」,飽和食塩水,飽和水溶液,有機物の燃焼,有機物を構成する元素
東京書籍(株) 理科編集部
先日家に帰ると,プラレールで遊んでいた息子の体が電飾でピカピカしていた。クリスマス・シーズンの到来である。
筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎