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ニューサポート高校「理科」vol.31(2019年春号)より。今回は生徒が最も苦手とする蒸気圧・分圧に関する実験を紹介する。実際に圧力を測定する ことは簡単ではなく,高価な器具が必要な場合もあるが,今回のように体積変化から圧力の変化を推定することによって,計算式のみで扱われがちな分野に具体的なイメージを持つことができ,試験での得点力をつけることができる。
立命館慶祥高等学校マイスター教諭 杉山剛英
空気中の水蒸気量を気体検知管で測定することで気体定数が求められます。ぜひ,8月31日10時3分(気体定数の日)に,一斉に気体採取器を引き,水蒸気量を測定することで,気体定数がどこで求めても変わらないことを一緒に確かめませんか。
東京都立戸山高等学校 指導教諭 田中義靖
【物理アイデアカード】 気体・生徒実験・気体の圧力・演示実験。(1)温度の下限-273℃をできるだけ正確に実験で求め,絶対温度は分子運動の激しさの程度を表しているということを推測させる。(2)マジック的なおもしろい実験で,大気圧の存在に気付かせる。(3)缶に少量の水を入れる。加熱して水を沸騰させ,中の空気を十分に追い出す。素早く「カンピタ」で蓋をする。(熱いので軍手を着用)。缶を冷やすと,バリバリッと大きな音をたてて缶がつぶれる。(4)大気圧の大きさを目でみながら生徒が体験できるダイナミックな演示実験である。(5)あたかも手品を見るように,興味深く大気圧を実感できる。広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会 物理班作成「理科アイデアカード・物理編第Ⅲ集」より。
広島県高等学校教育研究会理科部会物化部「理科アイデアカード」編集委員会
「物理Ⅰ 5分間テスト」物理 Ⅰ教科書(平成19[2007]年度版)に準拠より。A4判横,1ページで,左半分テスト,右半分に解答の構成になっています。授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。
東京書籍(株) 理科編集部