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ニューサポート高校「数学」vol.29(2018年春号)より。アクティブラーニングの手法に興味を持ち試行錯誤している私が,鹿児島ならではの教育に参加したときの体験談を紹介したい。郷中教育とは,薩摩藩独特の教育。異年齢集団の中で,教える者も教えられる,学び合う教育であり,こうした鍛錬教育で学んだ人物が明治維新で活躍した。
鹿児島県立指宿高等学校教諭 當太輝
生徒は思わぬ疑問を抱いて悩んでいることがあり,それが次の学習を妨げていることがある。こんなことを訊いて笑われないだろうか,勉強不足を叱責されないだろうかという思いで,訊けば即座に氷解する疑問を持ち続けることがある。かといって,何でも噛み砕いて噛んで含めるような授業も良し悪しである。何らかの疑問の余地を残しておくことも大事である。相反するようであるが,このバランスが大事である。教えすぎても教えなさ過ぎてもよくない。食事と似ている。本稿では,生徒の抱く素朴な疑問を確率の中から拾ってみる。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/
山口県立高森高等学校 西元教善
「よくわかる! 小・中・高 算数・数学のつながり」(2013年10月発行)より。教科書から抜粋した紙面を通して「どの学年で」「どんな内容を」「どのように学んでいるか」が概観できるようになっております。学習内容のつながりや扱いなどの概要の説明,学習段階・学習内容の一覧,学習内容に関する教科書紙面,学習内容に関する留意点(児童,生徒の実態,取り扱い上の配慮)などで構成。
東京書籍(株) 算数・数学編集部