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教科書単元リンク集・高等学校

教科書の単元から資料を探すページです。

701 生物2章 遺伝子の変化と進化のしくみ

指導資料

  • アイマー(生物学者)
    2002年10月30日
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    アイマー(生物学者)

    グスタフ ハインリッヒ テーオドール アイマー (Gustav Heinrich Theodor Eimer)スイス,1843-1898科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成「種の形成や進化の法則は私の持っているチョウの標本の翅から直接読みとることができる。……その翅に描かれた特徴はそれらの過去と現在の様子を示している。」(アイマー『オルソゼネシスについて』1897,英訳版1898年より)これは今回登場するドイツの生物学者アイマーが語った言葉である。1888年ごろ,彼はアゲハチョウ属(Papilio)の翅の色や模様に注目した。その理由は後述するが,ともかく,いろいろな種を調べていくと,P.alebion,P.paphus,P.glycerionでは11本のタテ縞の模様が見られたが,P.eurymedon,P.turnus,P.alexanor,P.machaonと並べていくと,その本数は徐々に減っていき,P.asteriasでは単色になってしまった。その間,P.machaonでは班点も現れ,とくにP.xuthusやP.xulanthusではそれが目立つのであった。こうした翅の模様の一連の方向をもった変異は,アイマーにとって自分の抱く進化の考えを確信させるものとなった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • アレン(生物学者)
    2004年03月01日
    • 生物
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    アレン(生物学者)

    アレン(生物学者)東京書籍作成Joel Asaph Allenアメリカ,1838-1921科学者人物誌―生物東京書籍2004年3月作成アメリカの哺乳類学者・鳥類学者。マサチューセッツ州スプリングフィールド(Springfield)に農民の息子として生まれる。1862年にハーヴァード大学の比較動物学博物館で著名な博物学者ルイ・アガシに学び,1865年から翌年にかけてのルイ・アガシによるセイヤー探検隊に助手として参加した。1871年,同博物館の鳥類学の助手となり,1885年以来アメリカ自然誌博物館の哺乳類・鳥類部門の学芸員となった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ド・フリース(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ド・フリース(生物学者)

    フーゴー ド・フリース (Hugo de Vries)オランダ,1848-1935科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成進化の突然変異説で有名なフーゴー・ド・フリースは,オランダの小都市ハーレムに住む敬けんなバプテスト教徒の家に生まれた。彼はまず母国のライデン大学,続いてドイツのハイデルベルクおよびヴュルツブルク大学で植物学を修め,30歳でアムステルダム大学の教授となった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ハーディ(生物学者)
    2004年01月26日
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    ハーディ(生物学者)

    ハーディ(生物学者)東京書籍作成Godfrey Harold Harイギリス,1877-1947科学者人物誌―生物東京書籍2004年2月作成イギリスの数学者。イングランドのサリー州クランリーで,当地の学校の経理官であり美術教師であった父と,リンカンの師範学校の教師であった母の間に生まれる。両親とも出身が貧しかったので大学教育を受けられなかったが,数学の才能があった。けれど,息子のハーディは若い頃はあまり数学に関心がなかった。1889年に当時数学教育では最も優れていたウィンチェスター大学の奨学金を得て翌年に入学した。1896年にはケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジに入学した。1900年にはトリニティ・カレッジのフェローに選ばれた。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ビードル(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ビードル(生物学者)

    ジョージ ウェルズ ビードル (George Wells Beadle)アメリカ,1903-1989科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成ジョージ・ビードルは,1903年にネブラスカ州ワフーの町に生まれた。ネブラスカ州立大学で農学を学んだ後,コーネル大学の植物育種学教室でエマーソンの指導の下に,トウモロコシの細胞遺伝学の研究を始めた。そのころのコーネル大学には,細胞遺伝学的研究をしていたシャープやランドル,最近“動く遺伝子”の発見者としてノーベル賞を受賞したマクリントックなどがいて,最高の研究環境であった。数年の研究でビードルは,植物の不稔現象の解明に貢献する数編の論文を著わし,博士号を取得した。同時に政府から研究補助金を得てカリフォルニア工科大学のモーガンの研究室に移った。そこでの彼は,染色体遺伝学の材料として高度に開発されてきていたショウジョウバエに興味をもち,染色体の交叉に関する,特に相同染色体間の組換え現象に関する基礎的な分析を行った。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ボヴェリ(生物学者)
    2003年08月22日
    • 生物
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    ボヴェリ(生物学者)

    ボヴェリ(生物学者)東京書籍作成Theodor Heinrich Boveriドイツ,1862-1915科学者人物誌―生物東京書籍2003年9月作成ドイツの生物学者。1862年にドイツのバンベルクに生まれる。1881年にミュンヘン大学に入学して解剖学と生物学を学ぶ。1885年に解剖学者カルル・フォン・クプファの下で神経線維についての研究で学位を得る。その後ミュンヘン大学の動物学研究所で研究し,1887年に動物学・比較解剖学の教授資格を取得する。1891年には同研究所で助手,1893年以降はヴュルツブルク大学の動物学・比較解剖学教授となった。ボヴェリは1915年に亡くなるまでこの職に留まった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ラマルク(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ラマルク(生物学者)

    ジャン バティスト ピエール アントワーヌ ド モネ,ジュヴァリエ ド ラマルク(Jean Baptiste Pierre Antoine de Monet,Chevalier de Lamarck )フランス,1744-1829科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成パリのセーヌ河畔,オーストリッツ駅に近いラマルク広場に,生物学者ラマルクの銅像がある。ジャン・バティスト・ピエール・アントワーヌ・ド・モネ,ド・ラマルクという長い名前をもつラマルクは,ダーウィン以前に生物の進化説を提唱した著名な学者であったが,その一生は不運の連続であった。ラマルクは1744年,パリの北方120㎞のアルベールに近い寒村バザンタンに生まれた。父の命令によってイエズス教会の学校に入ったが,のちに中途退学して軍人となり,戦場に赴いて病に倒れ,退職してパリで保養し,健康を取り戻して銀行員となったが,性格に合わないので辞職し,屋根裏部屋で貧しい生活をしながら,好きな自然研究を始めた。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ロマニーズ(生物学者)
    2004年01月26日
    • 生物
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    ロマニーズ(生物学者)

    ロマニーズ(生物学者)東京書籍作成George John Romanesイギリス,1848-1894科学者人物誌―生物東京書籍2004年2月作成イギリスの生物学者。カナダのオンタリオ州キングストンで生まれた。父は当時キングストン大学のギリシャ語の教授であった。一家はロマニーズが生まれてすぐにイングランドに移った。1850年には遺産を受け取って裕福になり,ロマニーズは生涯働くことがなく研究を行えた。1867年にケンブリッジ大学のゴンヴィル=キーズ・カレッジ(Gonville and Caius College)に入学し,1870年に学士号(BA)を獲得した。ケンブリッジでチャールズ・ダーウィンと親交を結んでいる。1874-76年にロンドン大学でクラゲや棘皮動物の神経・運動系について研究した。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ワイスマン(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ワイスマン(生物学者)

    アウグスト フリードリヒ レオポルド ワイスマン (August Friedrich Leopold Weismann)ドイツ,1834-1914科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成19世紀は機械論の時代だったといえる。機械論という語はいろいろな用法があるが,そのーつは,全体は部分の総和で,全体は構成要素に還元されるという考え方で,生物学以外の分野にも見られる。生物学では細胞説のように,細胞が基本的生活体で,細胞のことを解明すれば,その総和としての生体のことは理解できると考える。同じような考え方をさらに進めれば,特定の性質を担った粒子を仮定して生体の諸現象を説明しようとする粒子説になる。また要素への還元の考えは,生体の諸現象は結局,物理・化学的に解明しつくせるという考えに通じることにもなる。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ワグナー(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ワグナー(生物学者)

    モーリス フリードリッヒ ワグナー (Moritz Friedrich Wagner)ドイツ,1813-1887科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成1859年,ダーウィンの『種の起源』が世に出されてから,生物の進化は事実として広く認められるようになった。しかし,進化がどういう要因で起こるかという問題については,今日に至るまで種々論議されてきた。進化の要因として,ダーウィンが重視したのは,よく知られているように,自然選択説でその主著の表題も,詳しくは『自然選択の方途による種の起源』となっている。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ヴァインベルク(生物学者)
    2003年08月22日
    • 生物
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    ヴァインベルク(生物学者)

    ヴァインベルク(生物学者)東京書籍作成Wilhelm Weinbergドイツ,1862-1937科学者人物誌―生物東京書籍2003年9月作成ドイツの発生学者・医学統計学者.ドイツのシュトゥットガルトに商人の息子として生まれる.両親は早くに亡くなった.トュービンゲン大学とミュンヘン大学で医学を学び,1886年ミュンヘン大学で医学博士号を取得した.ベルリン,ウィーン,フランクフルトで医療実践を経験し,シュトゥットガルトで1889年に医師・産科医として開業した.42年間の医者としての活動で3,500人以上の新生児を取り上げた.

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • (動画)減数分裂
    2003年06月24日
    • 生物
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    (動画)減数分裂

    生物映像資料。減数分裂の過程のアニメーションです。「高校理科デジタルコンテンツDVD-ROM」より。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物)スーパージーンによる不思議な進化
    2021年09月01日
    • 生物
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    (生物)スーパージーンによる不思議な進化

    ニューサポート高校「理科」vol.36(2021年秋号)より。昆虫の社会性、鳥類の複雑な性行動など、生物にはこれまでの科学では説明するのが難しい不思議な現象がたくさんある。筆者は学位をとった35年ほど前に「これから何を研究しようか」と思案していたときに出会ったのが『The RAINFORESTS』(Chronicle books、1989)という写真集である。そこには鳥の糞に精巧に擬態したアゲハの幼虫の写真が載っており、それに魅了された私は擬態の研究を延々と続けることになってしまった。

    東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 藤原晴彦

  • サットン(生物学者)
    2003年10月27日
    • 生物
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    サットン(生物学者)

    サットン(生物学者)東京書籍作成Walter Stanborough Suttonアメリカ,1877-1916科学者人物誌―生物東京書籍2003年11月作成アメリカの生物学者・医者。父は農夫。ニューヨーク州ウティカに生まれたが,10歳の時にカンザス州のラッセル郡に移った。1896年にロウレンスにあるカンザス大学工学部に入学したが,弟が腸チフス熱で亡くなったのを契機に,医学を志した。改めて学芸学部に入り直して生物学を学び,1900年に学士号,1901年に修士号を取得した。この時,父親の農場にいたバッタ類の一種の細胞が大きいことを利用して染色体研究を行った。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • ロエブ(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ロエブ(生物学者)

    ジャック ロエブ (Jacques Loeb)ドイツ,1859-1924科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成ロエブ,レーブ,ロイブなどとも呼ばれるJacques Loebは1859年4月7日,現ドイツ中西部のマイエンに生まれた。先祖はフランス系ユダヤ人で,ポルトガルから追われ,数代以前よりマイエンに住んでいた。父はベネディクト,母はバルバラ・イゼイ。ロエブはその長男である。15歳で母を,18歳で父を失ったエロブは,はじめ伯父が経営するベルリンの銀行に勤めた。しかし,間もなく別の伯父のすすめでギムナジウムに入り,その学校を首席で卒業した。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • 補充教材を活用した遺伝の学習
    2007年09月19日
    • 生物
    • 実践事例
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    補充教材を活用した遺伝の学習

    [本文より]理科総合Bにおいて,もうすこし遺伝について学習させたいとき,以下のように補充教材を利用して指導するのはいかがでしょうか。ここにひとつの指導方法の提案をさせていただきます。単元名:理科総合B「第2編 生命の星・地球」第2章 生物の共通性・遺伝-A 受け継がれる特徴-【参考資料】(1)カードを用いた遺伝の模擬交配実験「遺伝の模擬交配実験」(2)「◎遺伝の学習に使われる用語をまとめよう」(3)「遺伝の法則」確認プリント(4)「◎メンデルの法則を理解しよう」(5)「◎二遺伝子雑種について学ぼう」(6)「◎いろいろな様式の遺伝1.」(7)「いろいろな様式の遺伝2.」確認プリント(8)「◎いろいろな様式の遺伝2.」(9)「いろいろな様式の遺伝3.」確認プリント(10)「◎いろいろな様式の遺伝3.」(11)「検定交雑」確認プリント(12)「◎検定交雑について知っておこう」(13)資料「第1章 遺伝の法則」

    栃木県立壬生高等学校 臼井紀子

  • [特集:教えて! 最先端の研究](生物)交尾器が右利き?! ~身近な昆虫の進化の不思議を味わう~
    2021年04月16日
    • 理科
    • 生物
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    [特集:教えて! 最先端の研究](生物)交尾器が右利き?! ~身近な昆虫の進化の不思議を味わう~

    ニューサポート高校「理科」vol.35(2021年春号)より。「あれっ,左利きなんだね。」なぜ,ヒトは「利き手」というものに興味をもつのだろうか。右手と左手を胸の前で合わせてみる。大抵の場合,驚くほどピッタリと重なる。これほど左右対称な構造を,粘土細工で作るのは難しいはずだ。だとしたら,箸やペンを持つとき,どっちを使っても良さそうなものだ。皆がランダムに使えば,左右の使用は半々になる。にもかかわらず,古今東西,ホモサピエンスは右利きが圧倒的多数(約9割)である。「左利きなんだね」は,少数派に出会った素直な驚きであろうが,本当の謎は,なぜ,左右対称な体の構造の使用に,偏り(=多数派と少数派の別)があるのか,ということだ。

    慶応義塾大学・商学部[生物学教室]・准教授 上村 佳孝

  • モーガン(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    モーガン(生物学者)

    トーマス ハント モーガン (Thomas Hunt Morgan)アメリカ,1866-1945科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成メンデルの仮定した遺伝子が,実際に染色体の中に存在することを確かめたのがトーマス・ハント・モーガンであった。モーガンは1866年にアメリカ合衆国ケンタッキー州のレキシントンに生まれた。偶然にも,彼の生年はメンデルの法則が論文として発表された年であった。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • 48.共進化の好教材、ツリフネソウ(学舎花逍遥)
    2009年09月03日
    • 理科
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    48.共進化の好教材、ツリフネソウ(学舎花逍遥)

    (栃木県立田沼高等学校の植物写真)10月13日、ツリフネソウを見てきました。校内ではありませんが、栃本公園隣のクロスカントリー走路脇に咲いているので紹介します。ツリフネソウとは花の形が船を釣り下げたような姿、あるいは舟形の釣花生けに似た形から付いた名です。

    栃木県立田沼高等学校 川島基巳

  • 72.花は何のため?コモチマンネングサ(学舎花逍遥)
    2009年09月03日
    • 理科
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    72.花は何のため?コモチマンネングサ(学舎花逍遥)

    (栃木県立田沼高等学校の植物写真)自然公園でコモチマンネングサ(子持ち万年草)が花を付けています。そそろそろ花が終わりになるので、急いで写真を撮りました。開花期間はあと2週ほどでしょうか。この草は秋に芽を出し、年を越し、初夏に花を付けて終わります。

    栃木県立田沼高等学校 川島基巳

  • 遺伝学用語の改訂に関する現状と課題 ~「優性・劣性」から「顕性・潜性」へ~
    2021年01月21日
    • 生物
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    遺伝学用語の改訂に関する現状と課題 ~「優性・劣性」から「顕性・潜性」へ~

    2021年度から使用される全ての中学校教科書で,メンデルの遺伝の法則の説明に「優性・劣性」にかわり「顕性・潜性」が使用される。この用語改訂には,日本遺伝学会を中心とした数年来の議論の結果が反映されているが,研究者間に用語改訂に関する十分なコンセンサスがあるわけではない。筆者は教員・研究者として用語改訂の議論に関わってきた。本稿を通じ,今回の改訂の経緯と今後の課題について共有していただきたい。

    慶應義塾女子高等学校 内山正登

  • ウォーレス(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
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    ウォーレス(生物学者)

    アルフレッド ラッセル ウォーレス (Alfred Russel Wallace)アメリカ,1823-1913科学者人物誌―生物東京書籍2002年10月作成ダーウィンと個別に自然選択説に到達し,また世界の生物分布の区画の上で重要なウォーレス線に名を残しているイギリスの生物学者アルフレッド・ラッセル・ウォーレスは1823年1月8日にウエールズの,ある村に生まれた。家は貧しくて十分な教育は受けられず,少年時代から兄たちに従い,ロンドンその他の土地で測量や建築の手伝いをし,やっと生活していた。しかし独学で勉強を続け,とくに植物学など博物学に興味をもった。やがてレーセスターの中学校で,わずかの時間教えるという些細な職を得た。そのころ図書館で昆虫学者のヘンリー・ウォルター・ベーツ(1825-1892)と知り合いになり,親しくなって,二人で南アメリカへの採集旅行を計画した。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

  • 連鎖とは?- アカムシユスリカの幼虫を用いた,だ腺染色体の観察-
    2007年02月06日
    • 生物
    • 実践事例
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    連鎖とは?- アカムシユスリカの幼虫を用いた,だ腺染色体の観察-

    遺伝の学習は高校生物において重要な位置を占めており,大学入試問題にも必ず登場している。生徒も関心を持ちやすい分野である。しかし「連鎖」と聞くと,拒絶反応を示す受験生も少なくない。一つの染色体には複数の遺伝子が存在するため,連鎖は一般的に起こっている現象であるが,生徒たちは“特別な現象”としてとらえているようである。連鎖についてアカムシユスリカの幼虫を用いた,だ腺染色体の観察実践事例。

    群馬県前橋育英高等学校 金子千里

  • 44.性を持たない人助けの植物、ヒガンバナ(学舎花逍遥)
    2009年09月03日
    • 理科
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    44.性を持たない人助けの植物、ヒガンバナ(学舎花逍遥)

    (栃木県立田沼高等学校の植物写真)土曜日の午後、学校裏の水田あぜ道でヒガンバナ(彼岸花、曼珠沙華)を撮りました。目の覚めるような朱が背景の緑に映えていました。秋彼岸頃咲くため、昔から人々の注目を集めていました。その証拠が呼び名(里呼び名と言います)に残ります。その数、数百以上を数えます。

    栃木県立田沼高等学校 川島基巳

  • ショウジョウバエを用いた遺伝実験
    2003年05月10日
    • 生物
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    ショウジョウバエを用いた遺伝実験

    生物群集を理解させる身近な生物の教材化の研究-生物相の多様な世界をのぞいてみよう-。ショウジョウバエは遺伝学者モーガンが染色大切を提唱するきっかけとなった実験昆虫であり,この昆虫がなぜ実験に用いられるのかを理解する。また, ショウジョウバエの突然変異体を用いて,交配実験を行い遺伝学の基礎を学ぶ。

    栃木県立宇都宮高等学校 敦見和徳

  • 42.玄関で学ぶ細胞学と薬学、ニチニチソウ(学舎花逍遥)
    2009年09月03日
    • 理科
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    42.玄関で学ぶ細胞学と薬学、ニチニチソウ(学舎花逍遥)

    (栃木県立田沼高等学校の植物写真)赤いニチニチソウが玄関先で彩っています。マダガスカル原産といわれるニチニチソウは夏の暑さをものともせず、日々、目を楽しませてくれました。

    栃木県立田沼高等学校 川島基巳

  • ダーウィン(生物学者)
    2002年10月30日
    • 生物
    • 指導資料
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    ダーウィン(生物学者)

    チャールズ ロバート ダーウィン (Charles Robert Darwin),英国,1809-1882,科学者人物誌―生物。イギリスの大進化論者チャールズ・ダーウィンは,1809年2月12日にイングランド西部シルスベリに生まれた。リンカーンの誕生と同じ日である。父は開業医として成功しており,母は有名な陶器会社を創立したウェッジウッドの娘で,裕福な家庭であった。後にダーウィン自身もウェッジウッド家の出である従姉と結婚した。生物の進化論はダーウィン以前からだんだんに現われてきており,実は彼の祖父エラズマス・ダーウィンは進化論の先駆者の一人であった。チャールズの生まれた時には祖父はすでに亡く,遺著は家にあってチャールズはそれを読んだがあまり大きな影響は受けなかったという。

    東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司

問題・テスト資料

  • (生物小テスト)遺伝の法則(2)
    2007年03月30日
    • 生物
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    (生物小テスト)遺伝の法則(2)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。B5判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]雑種第一代,メンデルの法則,優性の法則,配偶子形成分離の法則,優性形質,劣性形質,ホモ接合体,ヘテロ接合体,交雑法,ホモ接合体,検定交雑,不完全優性,中間雑種,ヒトの血液型

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)遺伝子と染色体・性と遺伝・遺伝子の本体
    2007年03月30日
    • 生物
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    (生物小テスト)遺伝子と染色体・性と遺伝・遺伝子の本体

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。B5判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]連鎖,組換え価,染色体地図,常染色体,肺炎双球菌,R型菌,S型菌,DNA,形質転換,DNA 分子の構造モデル,ワトソン,クリック

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)細胞分裂
    2001年05月09日
    • 生物
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    (生物小テスト)細胞分裂

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。A4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]減数分裂,23本,二価染色体,動原体

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)性染色体と遺伝
    2001年05月09日
    • 生物
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    (生物小テスト)性染色体と遺伝

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。A4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]Y染色体,X染色体,性染色体,22+X,22+Y,男子,女子,赤緑色盲,血友病

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)伴性遺伝
    2005年05月11日
    • 生物
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    (生物小テスト)伴性遺伝

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]キイロショウジョウバエ,性決定の様式,遺伝子型

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)性と遺伝
    2005年05月11日
    • 生物
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    (生物小テスト)性と遺伝

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]の染色体構成,生物種,カイコガ,ヒト,トノサマバッタ,性決定様式,雄の体細胞,精子,雌の体細胞,卵

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)抑制遺伝子
    2005年05月11日
    • 生物
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    (生物小テスト)抑制遺伝子

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]カイコガ,優性遺伝子,まゆ,抑制遺伝子,遺伝子型,検定交雑,分離比,表現型の分離比

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)補足遺伝子
    2005年05月11日
    • 生物
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    (生物小テスト)補足遺伝子

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]スイートピーの花の色,色素原,遺伝子,遺伝子型,交雑,表現型の分離比

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)複対立遺伝子
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)複対立遺伝子

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]ABO式血液型,遺伝子型,A型,B型,O型,AB型,家系図

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)連鎖と組換え(1)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)連鎖と組換え(1)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]減数分裂,配偶子,遺伝子,メンデルの独立の法則,完全連鎖,表現型,交雑,自家受精,連鎖と組換え,連鎖,乗換え,組換え

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)連鎖と組換え(2)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)連鎖と組換え(2)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]遺伝子,不完全連鎖,組換え価,表現型,検定交雑,自家受精,交雑,検定交雑,表現型の分離比

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)連鎖と組換え(3)
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)連鎖と組換え(3)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]スイートピーの花の色,自家受精,分離比,遺伝子型,独立の法則,連鎖,検定交雑,組換え価

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)遺伝用語の確認
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)遺伝用語の確認

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]エンドウの種子,雑種第一代,対立形質,遺伝子,ホモ接合体,メンデルの法則,優性形質,劣性形質,対立遺伝子,ヘテロ接合体,純系,優性の法則,分離の法則,独立の法則

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)生殖・動物の生殖と発生(1)
    2007年03月30日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)生殖・動物の生殖と発生(1)

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。B5判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]体細胞分裂,減数分裂,配偶子,無性生殖,ゾウリムシ,分裂,有性生殖,大配偶子,小配偶子,受精

    東京書籍(株) 理科編集部

  • (生物小テスト)検定交雑
    2005年05月11日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)検定交雑

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。B4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]遺伝子型,エンドウの種子,表現型,検定交雑

    東京書籍(株) 理科編集部

  • ダーウィンの進化論(2010年[倫理]センター試験本試験より)
    2010年04月28日
    • 地歴・公民・地図
    • 倫理
    • 入試問題
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    ダーウィンの進化論(2010年[倫理]センター試験本試験より)

    2010年[倫理]センター本試験問題27から,教科書の単元に合わせて編集した問題です。1ページ目が問題,2ページ目が解答と解説の構成になっています。

    福岡市立福翔高等学校 河村敬一,福岡県立宗像高等学校 國松勲

プリント資料

  • [生物 補充プリント]DNAの構造・DNAの複製
    2004年12月14日
    • 生物
    • 授業プリント・ワークシート
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    [生物 補充プリント]DNAの構造・DNAの複製

    平成16~21(2004-2009)年度版「生物II」教科書準拠。第2編 遺伝子の本体とはたらき 1章 遺伝子の本体とはたらき 1-B DNAの構造・1-C DNAの複製。※授業プリントとして,自由に加工・編集してご利用いただけます。

    東京書籍(株) 理科編集部

その他資料

  • 連載コラム「かがくのおと」第100回「シャペロンと生物の進化」
    2017年05月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第100回「シャペロンと生物の進化」

    シャペロンとは,タンパク質の凝集をふせいで構造形成を助けるタンパク質の総称である。このような働きは,タンパク質の物理現象だけでなく,高次の生命現象にも関連することが興味深い。今回は,細胞内に豊富に存在しているシャペロンHSP90の働きと,生物の進化やヒトの疾患との関わりを紹介したい。HSP90から見れば,タンパク質の構造が不安定で凝集しやすいために,生物は進化できたのだと言うことができる。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第117回「ノーベル化学賞と進化」
    2018年10月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第117回「ノーベル化学賞と進化」

    今年のノーベル賞も嬉しいことにタンパク質が主役だった。タンパク質の薬がノーベル生理学・医学賞に,タンパク質の操作がノーベル物理学賞に,タンパク質の進化法がノーベル化学賞にと大活躍だ。そろそろ文学賞や平和賞に進出してもおかしくない。今回のかがくのおとは,化学賞の公式プレスリリースを読みながら進化について考えてみたい(1)。進化は抜群に面白い法則である。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第115回「染色体を1本につなぐ」
    2018年08月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第115回「染色体を1本につなぐ」

    ヒトの体細胞には46本の染色体があるように,真核生物のゲノムは通常,複数の染色体にわかれて存在している。この数には意味があるのだろうか? 中国(1)とアメリカ(2)の2つの独立した研究チームが,酵母の染色体をつないでみた結果をネイチャー誌に報告している。いずれも結論は同じで,染色体を結合しても特に問題なく生きていられるということであった。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

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