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兵庫県南部地震や、東北地方太平洋沖地震は、日本に住む多くの人々にさまざまな面で強い影響を与え、地震や津波、そして、それに伴う大きな災害は起こり得るものだということが、深く心に刻み込まれたと思われる。また、それに関連して、小学生や中学生の地球科学に対する興味や関心も、かつてないほどの広がりがみられる。しかし、地学を履修する高等学校は非常に少ないので、中学校までの段階で得られた知識をさらに発展させることなく、高校を卒業していく。本校では、普通科の2年生は「総合的な学習の時間」において、10人程の担当教員のもとで探求活動を行い、課題研究の成果をポスター発表している。この機会をうまく活用し、通常の授業では履修しない地球科学を盛り込んで学習活動を行い、その基礎のもとで探求活動ができないか考えてみた。
兵庫県立尼崎小田高等学校 田中俊雄
2014年3月に、『高校建設時の地盤調査サンプルを用いての地質柱状図作成』とのタイトルでこの東書Eネットに投稿し、掲載された。今回は、サンプル管の中に残されている堆積物そのものを用いて硫黄含有量の分析を行い、堆積環境を推定することを試みた。
兵庫県立尼崎小田高等学校教諭 田中俊雄
ギルバート(物理学者)William Gilbertイギリス,1544-1603科学者人物誌―物理イギリスの医師。代表的な著作は『磁石論(De magnete, magnetisque corporibus, et de magnete tellure ; ... 1600)』と『われわれの月下界についての新哲学(De mundo nostro sublunari philosophia nova, 1651)』である。とくにギルバートはこの『磁石論』で,古くからの迷信や憶測を脱却した磁気論を展開し,近代的な実験科学の基礎を築いた一人に数えられるようになった。
東京大学大学院総合文化研究科講師 岡本拓司