教科書の単元から資料を探すページです。
大学入試センター試験の後継として導入され、今年で3回目となる大学入学共通テストが去る1月に実施された。数学のみならず、共通テストは「思考力」と「判断力」を問う試験への転換が図られ、複数資料の分析などが特色であると巷間指摘されている。2023年共通テスト分析の最終回は、数学Ⅱ・Bに関する分析・考察である。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立徳山高等学校 西元教善
昨今空間認識が劣り、図もうまくかけない生徒が多いような気がする。その原因には、立体を平面にかく機会や立体構成物をつくる機会が少ないことが挙げられるのではないか。そこで本稿では、空間座標が苦手な生徒に対する指導について、「座標軸のかき方」に焦点を置き考察してみたい。
山口県立徳山高等学校 西元教善
前回は、x=0をx軸上の座標が0である点と答える「空間座標が苦手」な生徒に対する指導の一例を、座標軸のかき方1つでも躓きの一因となることを踏まえ考察した。今回は,「座標平面に平行な平面の方程式」の指導法について考察してみたい。
山口県立徳山高等学校 西元教善
平面上のベクトルが終わると,空間内のベクトルを扱うための準備として,空間における直線や平面について扱います。ただ,その後の展開は平面の場合と同じです。平面は2次元で,平面上の点は x y 座標で表します。一方,空間は3次元ですから,空間内の点はx y z 座標で表します。また,同様に平面ベクトルは成分表示するときには,x成分,y成分で表し,空間内のベクトルは成分表示するとき,x成分,y成分,z成分で表します。一言で言ってしまえば,座標にしろ,ベクトルの成分表示にしろ,実数倍,和,差,平行,分解,大きさ,内積,分点などの計算は,扱うものが2つから3つに増えただけであり,基本構造は同じです。指導する方としては,ポイントを押さえて,サッと済ませて,理解を深める問題に取り組ませたいものです。本稿では,授業で実践したことを紹介しました。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
今年も入試問題を考えるシーズンになりました。大学入試に向けて3年間指導を重ねてきたわけですが,その成果を出すことが出来たのか,振り返って我々の行っていた指導法としては,それで良かったのか,ということを,受験生はもちろん指導者も大学側から問われているのでしょう。数多くの興味深い問題が見られましたが,このレポートでは,東京大学2016年理系第3問を分析し,いったい何をやらせたい問題なのか,ということの可視化をテーマにレポートとしてまとめてみました。
鹿児島県 鹿児島中央高等学校 堂薗幸夫
センター試験数学過去問題集。2009年度本試験(数学ⅡB) 第4問この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) TEN管理課