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個人が完全に孤立して社会生活を営めないように,国家も完全に孤立して存続することは,現代の国際社会に於いてはあり得ない。それは,15世紀の大航海時代以来進行した世界の一体化が,今日では交通・通信手段の急激な進歩により,一層完成の度を増してきたからである。試しに,自分たちの身の回りに眼を向けてもらいたい。身につけているもの,日々食べているもののどれほどが日本製だろうか。国家はそれぞれ政治・軍事・経済などの分野で複雑に結びつき,とりわけ経済取引,つまり貿易に於いては,その結合は世界を覆い尽くしていると言っても過言ではない。細かな経済関係については,逐一追うことは困難であるが,大きな枠組みとして国家は様々な国際組織を作って結びついている。ここでは,現代国際社会における国際組織(国家間の結合関係)のあらましを学ぶ。
立命館慶祥高等学校 斎藤忠和
2007年[政治・経済]センター本試験問題から,教科書の単元に合わせて編集した問題です。1ページ目が問題,2ページ目が解答の構成になっています。
福岡市立福翔高等学校 河村敬一 福岡県立宗像高等学校 國松勲
2001年[倫理]センター本試験問題37から,教科書の単元に合わせて編集した問題です。1ページ目が問題,2ページ目が解答の構成になっています。
福岡市立福翔高等学校 河村敬一 福岡県立宗像高等学校 國松勲