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高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第16回。今回は「お雑煮」です。「正月に食べたお雑煮の絵」という冬休みの宿題をきっかけに、お雑煮の味つけや具材に見える地域差を捉え、生活文化の多様性にアプローチする授業実践をご紹介します。
千葉県立成田国際高等学校 石毛一郎
「ニューサポート高校「社会」vol.34(2020年秋号)特集:感染症」より。マンチェスターで在外研究をしていたとき、イギリス最古の歴史を誇るというブリッジウォーター運河のほとりを幾度となくジョギングした。家を飛び出てマンチェスターの都心と反対側にずっと走っていけば、いつかは大きな運河に合流してリバプールまで行けるはずである。運河には、ナローボートという独特の格好をした小舟がいくつも浮かんでいる。産業革命期のイギリスにおいて、物流を支えたのは水運であり、運河網は大英帝国の毛細血管であった。運河の幅はたいがい小川程度であり、そこを航行したり、すれ違ったりするために、ナローボートはナローな形状になった。
明治大学経営学部教授 中澤高志
〔本文より〕日本人にとっては,一種あこがれの地である「インド」について,地理的思考や判断力,技能や表現力の獲得を意図しながら,授業をしていくときのプリントを作成してみた。この単元までに学習した内容の復習や,今後学習する環境問題にも触れている。激動する世界経済の中で,古いインドから新しいインドへ変化する様子を理解してほしいと願って,構成しているものの一部を今回は紹介したい。
長崎県立長崎工業高等学校 吉村政嗣
高校地理の授業を楽しくする「授業で使えたこんなモノ」シリーズの第1回目として,「ナツメヤシの実(デーツ)」を使った授業のアイデアを紹介しています。デーツの入手方法も紹介しています。
千葉県立成田国際高等学校 石毛一郎
我々が住んでいる地球の姿を理科の分野には,あまり立ち入らずに把握し,現代国際社会が抱える様々な問題に向かって進んでいくことを目標に作られた教材です。今回は気候と文化,生活についてです。
立命館慶祥高等学校 斎藤忠和
我々が住んでいる地球の姿を,理科の分野にはあまり立ち入らずに把握し,現代国際社会が抱える様々な問題に向かって進んでいくことを目標に作られた教材です。今回は気候と文化・生活編です。
立命館慶祥高等学校 斎藤忠和
「高校地歴・公民ニューサポートVol.2 2004年秋発行」より。ダマスクスを訪れるようになって,ジグザグの路地網と中庭を中心とした住宅になぜか魅了された。狭い路地を歩いていると,家の戸口が小さく,1階部分には窓を設けないために,土やセメントで塗り固めた不愛想な壁が,人を拒絶するようにみえる。このなかはどうなっているのか,どんな暮らしがあるのか?ムスリムの知人の紹介で「研究」と称して,初めて民家の中に入ったのが16年前のこと。そこには別世界がある。
お茶の水女子大学教授 三浦徹