教科書の単元から資料を探すページです。
鎌倉時代後期の政治経済の授業に際して,貧富差の拡大に対する問題意識を御家人の窮乏化とからめて生徒に想起させることは見当はずれではないと述べている。
明治大学文学部教授 上杉和彦
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)この植物はノキシノブ(軒忍)と言います。正面築山の、苔むした庭石につくシダ植物です。形こそずいぶん違っていますが、ワラビやゼンマイなどのシダの仲間です。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
[本文より]日本史Bの学習指導要領「(1)歴史の考察(ア)歴史と資料(イ)資料にふれる」では,文化財保護の重要性を理解させるために,博物館や地域の文化遺産を扱うことになっているが,「文化財は,博物館以外にも無形文化財や史跡・景観として保存されていることが多い。これらの調査・見学をもとに考察する学習は,歴史的な見方や考え方を育てる上で有効である」(『高等学校学習指導用要領解説 地理歴史編』文部省,1999年)とされる。しかし,授業時数も限られており,実際に見学を取り入れた授業を展開するのは難しい面もあるだろう。
埼玉県立幸手高等学校 島村圭一
「高校地歴・公民ニューサポートVol.3 2005年春発行」より。大河ドラマの影響で,書店には義経関連の本があふれている。最近の十代の若者たちのどれほどが大河ドラマを見ているのか知らないが,義経の話を通じて治承寿永の内乱と鎌倉幕府の成立過程に関心を持つ者が増えるならば,誠に結構なことだと思う。*(著作権の関係で写真資料は掲載していません)
明治大学教授 上杉和彦