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(栃木県立田沼高等学校の植物写真)日本人は古来、野草を身近に見て、愛でてきました。なかでも春の七草は、こんなふうに口ずさんで親しみました。「せり なずな おぎょう(ごぎょう) はこべら ほとけのざ すずな すずしろ はるのななくさ」
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
滋賀県石山寺所蔵の紫式部画像。土佐光起(とさみつおき)の筆による。石山寺は観音信仰により、貴紳の崇敬を受け、多くの参寵者があった。紫式部もその一人で『源氏物語』は当寺で執筆されたとの伝承も生まれた。現在、石山寺縁起、石山寺一切経(ともに重要文化財)をはじめ、多くの文化財を所蔵している。土佐光起は江戸前期の土佐派の絵師で光則の子。主題や技法で土佐派の伝統を尊重し、代表作には「北野天神縁起絵巻」「厳島松島図」「春秋花鳥図」などがある。
滋賀県石山寺