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「中学校での学習内容をふまえた世界史授業の発問例」(世界史A[310]対応)(2016年12月作成)より。テーマと内容項目は次の通りです。//第一次世界大戦前夜のヨーロッパ//【バルカン半島の危機】,//戦争の勃発と性格//【大戦の勃発】【総力戦としての戦争】,//戦争から革命へ//【ロシア革命】,//ヴェルサイユ体制//【ヴェルサイユ体制の成立】【ヴェルサイユ体制の問題点】【ワイマール共和国】,//新しい勢力//【対ソ干渉戦争とコミンテルンの設立】【ソ連の結成】,//抵抗するアジア//【ワシントン体制】【五・四運動】【中国革命の進展】【三・一独立運動】【インド,東南アジアの独立運動】,//世界恐慌//【ウォール街の「暗黒の木曜日」】【ソ連のスターリン体制】【アメリカ合衆国のニュー・ディール】,//ファシズムの台頭//【イタリアのファシズム】【ヒトラーの政権獲得】【揺らぐ国際連盟】。//深まる世界の危機//【日本の中国侵略】【第2次国共合作と中国の抵抗】【イタリアのエチオピア侵略】,//世界戦争への展開//【ヒトラーの膨張政策】【独ソ戦開始と連合国の形成】【太平洋戦争始まる】,//占領と抵抗//【日本の東南アジア占領】【ドイツの占領政策】//戦争の終結と戦後世界の胎動//【戦局の転換とイタリア降伏】【連合国首脳会議とポツダム宣言】【日本の降伏】【戦後世界への出発】
東京教育研究所 岸田 理
私は,新しい単元の授業を始める前に,生徒たちが中学時代にどの程度まで世界史の範囲を学習したかを聞くことにしている。中学校によって授業進度が違うのは当然であるが,新課程の影響からか,世界史の内容がほとんど行われていない反応が返ってくることが増えている。3学期に扱う「世界戦争の時代」も,例えば,「二回の世界大戦があった」とか「どんな国が戦争をしていたのか」といった内容をほとんど知らない生徒たちが少なからずいるのが現状である。『世界史B』(東京書籍)を使って,3学期における授業展開事例を紹介。
大阪府 私立浪速高等学校 栗林清和
「中学校での学習内容をふまえた世界史授業の発問例」(世界史A[310]対応)(2016年12月作成)より。テーマと内容項目は次の通りです。//連合国の戦後処理と世界//【戦後処理と冷戦の始まり】,//国際連合とアメリカ合衆国//【国際連合の成立とその役割】【アメリカ合衆国主導の復興】,//対立する東西両陣営//【東西ヨーロッパの対立】【西ヨーロッパの復興と一体化】,//第二次世界大戦後の東アジア//【中華人民共和国の成立】,//朝鮮戦争と東アジア//【朝鮮戦争と東アジア情勢】【サンフランシスコ平和条約と日本】,//民族運動と植民地支配からの独立//【平和五原則とバンドン会議】,//ベトナム戦争とアジア//【ベトナム戦争】【中国の文化革命と国際社会への復帰】,//経済成長下の東アジア,東南アジア//【東アジア】,//開発と貧困のなかで//【南北問題の意味】,//冷戦の終結//【ソ連の解体と冷戦の終結】,//世界史のまど 核の時代//
東京教育研究所 岸田 理
高校生を対象として,授業の中身を豊かなものにする読み物,文も平易に記述してあります。旧約聖書の創世記に「バベルの塔を造ったのは人間が同じ言語をしゃべり、心を通わし仲良くし、神を崇めないからである。神ヤーウェはバベルの塔を破壊するとともに、人々が同じ言葉を話さないようにした。人々は心が通わなくなり、同じ言葉をしゃべるもの同志が集まって四方へ散って行った」と記されている。 旧約の故事を復活させ、世界共通言語を造り、人々の心を通わせ、世界平和を造り出そうと考えた男がいた。ポーランドのユダヤ人眼科医ラザル=ルドヴィク、通称ザメンホフがその人である。
名古屋市立向陽高等学校 野田隆稔
世界史授業で,すぐ使えて楽しく学習できるプリント資料です。1ページ目が問題,2ページ目が解答の構成。
兵庫県三田西陵高校 鹿田尚宏
世界史授業で,すぐ使えて楽しく学習できるプリント資料です。1ページ目が問題,2ページ目が解答の構成。
兵庫県三田西陵高校 鹿田尚宏
高校生を対象として,授業の中身を豊かなものにする読み物,文も平易に記述してあります。リヒャルト=クーデンホーフ=カレルギーは第一次大戦後のヨーロッパ復興と恒久平和確立のために「ヨーロッパ合衆国」の創設を呼びかける。汎ヨーロッパ主義の雑誌を創刊し、運動をはじめる。ナチス支配の時代には、スイスからアメリカに亡命する。第二次大戦後、母国オーストリアに帰り、「汎ヨーロッパ運動」に邁進する。彼の思想はチャーチル、アデナウアー、ドゴールに受け入れられ、EECの創設につながる。EECがECになり、そしてECが欧州連合(EU)になろうとしている。そのもとをつくったのがリヒャルト=クーデンホーフ=カレルギー伯爵であった。
名古屋市立向陽高等学校 野田隆稔