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戯曲『父と暮せば』を文学国語の教科書として学べるということにすばらしさを感じた。『父と暮せば』には、原爆の悲惨と、人間の強さ、優しさがある。生徒と学び合うに、この作品については、参考となる文献が少ない。現代の高校生にとっての「広島」について考えるとともに、美津江のトラウマからの再生については、心理に係る理解をベースにまとめた。
静岡県立島田高等学校教頭 原田まや子
ニューサポート高校「国語」vol.18(2012年秋号)より。井上ひさしの戯曲『父と暮せば』に見える「人間のかなしいかったこと、たのしいかったこと、それを伝えるんがおまいの仕事じゃろうが。」という台詞に強い刺激を受けた。
早稲田大学本庄高等学院 吉田茂