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[写真]沙羅樹の花(沙羅)、撮影年月日:2004年6月18日、撮影場所:千葉県柏市。沙羅樹(しゃらじゅ・さらじゅ)、または沙羅(さら、しゃら)ともいいます。日本では、ナツツバキともいいます。沙羅双樹(しゃらそうじゅ・さらそうじゅ)は、釈迦の病床の四方に相対して生えていたという沙羅の木のことです。娑羅、娑羅樹、娑羅双樹とも書きます。
東書Eネット事務局
当初本校の国語科ではICT機器を活用した授業はほとんど行われていなかったが、最近は多くの教員がPower Pointなどを用いて授業を展開している。2020年9月からは、コロナ禍のもとオンライン授業や動画配信が必須となった状況を踏まえ、Chromebookが導入された。本稿では、とかく暗記中心になりがちな古典学習で、Chromebookを活用した探求的思考をめざす実践事例についてご紹介したい。
金光大阪中学高等学校 戸田 大地朗
私は教員歴30年になりますが、その間生徒から質問されたり教員間で検討したり、また自分自身で得心がいかず考察したことが―何しろ30年もやっているので―かなりあります。専門家の間では結論が出ていても高校現場では知られておらず、また指導書にも記述されていないことが多数あります。あるいは、ここまで話さなければ授業をしたことにならない、というテーマもあります。それらを「QアンドA」形式にまとめてみました。若い先生方の指導のお役に立つことを願って紹介します。今回は古文編12です。
埼玉県立浦和第一女子高等学校 滝本正史
学校文法をちょっと乗り越えると、そこには授業の現場で作品のよみに生かせる、興味深い事象がたくさん見つかります。それらの事象はどのようなものなのか、そして、現代文・古典のそれぞれで、それをどうよみに生かせるのか――今回は動詞のアスペクトについて、現代文は鷲田清一「社会の壊れる時」、古典は「枕草子」第1段(春は、あけぼの)および「伊勢物語」第9段(東下り)の実践事例をご紹介します。
北海道深川西高等学校 池田和彦
滋賀県石山寺所蔵の紫式部画像。土佐光起(とさみつおき)の筆による。石山寺は観音信仰により、貴紳の崇敬を受け、多くの参寵者があった。紫式部もその一人で『源氏物語』は当寺で執筆されたとの伝承も生まれた。現在、石山寺縁起、石山寺一切経(ともに重要文化財)をはじめ、多くの文化財を所蔵している。土佐光起は江戸前期の土佐派の絵師で光則の子。主題や技法で土佐派の伝統を尊重し、代表作には「北野天神縁起絵巻」「厳島松島図」「春秋花鳥図」などがある。
滋賀県石山寺