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教科書単元リンク集・高等学校

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307 スタンダード生物4章 バイオテクノロジー

指導資料

  • 植物細胞のプロトプラスト単離・融合実験
    2000年11月01日
    • 生物
    • 実験資料
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    植物細胞のプロトプラスト単離・融合実験

    【本文より】植物組織培養については,かつての一時期非常にもてはやされ教科書や入試問題でも広く扱われた。しかしながら現在は実用面での数々の問題により,かつて一斉に取り上げられた面影すら感じられない状況にある。しかしこの分野の授業への導入は,生物学・農学を志す生徒にとって,たまらなく興味深いものである。これからの最先端の学問を探求していく若者たちの基礎研究として非常に有効な教材であると考えられる。今回プロトプラストを教材として取り入れたのは,プロトプラストは弱いながらも分化全能性(totipotency)を有しており,人為的な他のプロトプラストとの融合による体細胞雑種作出によって,(1)安定した複二倍体の獲得 (2)遠い類縁関係にある核内遺伝子の導入 (3)細胞小器官の移動による核外遺伝情報の交換などの可能性 (4)プロトプラストにプラスミドの形で異種DNAを取り込ませることにより,形質転換を誘起させることも可能である等,応用範囲が非常に広いからである。なお,今回は普通高校でも可能な細胞融合の観察までの操作法を紹介する。

    岩手県立岩谷堂高等学校 及川研

問題・テスト資料

  • (生物小テスト)遺伝子組換え
    2001年05月09日
    • 生物
    • 評価問題
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    (生物小テスト)遺伝子組換え

    授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できる。A4判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]大腸,ランゲルハンス島,遺伝子組換え,インスリン,血糖値,組換え作物,グルカゴン

    東京書籍(株) 理科編集部

プリント資料

  • [生物 補充プリント]遺伝子をつなぎ変える
    2004年12月14日
    • 生物
    • 授業プリント・ワークシート
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    [生物 補充プリント]遺伝子をつなぎ変える

    平成16~21(2004-2009)年度版「生物II」教科書準拠。第2編 遺伝子の本体とはたらき 4章 バイオテクノロジー 4-A 遺伝子をつなぎ変える。※授業プリントとして,自由に加工・編集してご利用いただけます。

    東京書籍(株) 理科編集部

  • [生物 補充プリント]バイオテクノロジーの光と陰
    2004年12月14日
    • 生物
    • 授業プリント・ワークシート
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    [生物 補充プリント]バイオテクノロジーの光と陰

    平成16~21(2004-2009)年度版「生物II」教科書準拠。第2編 遺伝子の本体とはたらき 4章 バイオテクノロジー 4-C バイオテクノロジーの光と陰。※授業プリントとして,自由に加工・編集してご利用いただけます。

    東京書籍(株) 理科編集部

その他資料

  • 連載コラム「かがくのおと」第106回「次世代クリスパー:塩基編集とRNA編集」
    2017年11月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第106回「次世代クリスパー:塩基編集とRNA編集」

    ゲノム編集技術クリスパーの進歩が著しい。2012年に登場したクリスパーは、さまざまな生物の細胞内のゲノムを編集できる簡便なツールとして、農作物からヒト受精卵にまで利用されるようになっている。先月には、クリスパーを応用した「塩基編集」と「RNA編集」が発表されて話題になっている。今回はこれら次世代クリスパーの技術を紹介したい。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 【高校理科通信】第1号 ゲノム編集
    2018年06月29日
    • 物理
    • エッセイ
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    【高校理科通信】第1号 ゲノム編集

    いま生物学の分野で最もホットな話題が「ゲノム編集」である。2012 年にクリスパーと呼ばれる新しい方法が登場し,さまざまな生物の細胞内のゲノムの書き換えが実現している。本稿ではクリスパーの発見の経緯から現在にいたるまでの研究を紹介したい。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授
     白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第86回「ヒトゲノム計画からゲノム編集へ」
    2016年03月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第86回「ヒトゲノム計画からゲノム編集へ」

    ゲノム編集の新技術クリスパーが登場したのは2012年夏のことだった。原核生物のもつある種の獲得免疫の仕組みを使い,Cas9という小型ヌクレアーゼでDNAの二本鎖の特異的な配列を切断する技術だ。RNAをガイドにDNAを特異的に切断できるのでとても使い勝手が良く,科学史上にないほどの速度で技術革新が続く。ちょうど1年前にクリスパーを用いたヒト受精卵のゲノム操作の論文が報告され(1),マラリア撲滅のためのクリスパーを使う種の遺伝子操作ジーン・ドライブも登場した(2)。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第159回 ヒトゲノム計画の本当の終了
    2022年04月26日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第159回 ヒトゲノム計画の本当の終了

    ヒトゲノムの完全な配列が2022年4月1日出版のサイエンス誌に報告されている(1)。ヒトの持つすべてのDNA配列を読む「ヒトゲノム計画」は2003年に終了し,次のフェーズとしてDNA配列から個人差や疾患を理解する研究へと主流が移っていたが,実はヒトゲノムの8%に相当する領域は読解できていなかったのである。生命科学にとって重要な区切りとなるこの成果を整理してみたい。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第77回「クリスパー:ヒト受精卵から遺伝子プールまで」
    2015年06月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第77回「クリスパー:ヒト受精卵から遺伝子プールまで」

    クリスパーの進展が止まらない。1年前,本コラムに書いたかがくのおと『CRISPR』の中で,新しく誕生したゲノム操作技術が科学界を席巻する様子を,「想像しうる全ての結果が,たった1年半で実現したといってよい」と書いたが,その後の1年でさらに進んだのである。「笑ってしまうほどの進歩だ」は,「笑えないほどの進歩だ」に訂正したい。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第87回「デザインされる生物」
    2016年04月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第87回「デザインされる生物」

    2016年3月,人工生物の誕生が報告されている(1)。JCVI-syn3.0と名づけられたこの自立して生きる細胞は,マイコプラズマ・ミコイデスの107万塩基対のゲノムをベースに,徹底的な改変を加えられた473遺伝子の最小サイズのゲノムを持つ。ゲノミクスの広大な分野を切り開いてきた偉大なクレイグ・ベンターらの20年におよぶ研究の結実である。人類の手で生物を作るための,方法と知識のスターターキットが揃ったことになる。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第96回「できてしまう科学の時代」
    2017年01月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第96回「できてしまう科学の時代」

    科学雑誌に並ぶ年末恒例「10大ニュース」は,毎年楽しみのコーナーである。ネイチャーとサイエンスの両誌が最初に選んだテーマは重力波であった。これぞ基礎科学の結晶のような成果だ。一方,人工知能も急成長を遂げ,囲碁チャンピオンを破ったことは広くニュースにもなった。ゲノム編集ではCRISPRを使った臨床応用が成功し,再生医療では3人の親を持つ赤ちゃんが誕生した。今回は,年末の科学記事(1-3)に個人的な選好をあわせて,2016年の科学を振り返ってみたい。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

  • 連載コラム「かがくのおと」第64回「CRISPR」
    2014年05月21日
    • 理科
    • エッセイ
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    連載コラム「かがくのおと」第64回「CRISPR」

    いま生物学を席巻しているのがCRISPRだ。クリスパーと呼ぶ。原核生物が持つ感染防御の仕組みが理解され,これがゲノム操作に応用されている。

    筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

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