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フレデリック・エドワード・クレメンツは遷移説を体系的にまとめたアメリカの生態学者である。1874年9月16日アメリカ中西都ネブラスカ州リンカーンに生まれた。多くの生態学者たちがたどったと同じように,はじめは地方の植物を集め記録するフロラづくりに熱中する若者であった。古典や文系のかび臭い雰囲気に反発する若いフィールド志向の学生たちを率いたのは,当時ネブラスカ大学に来て10年にもならないベッシー博士であった。
東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司
これまでもそうであったように,これからの生物教育で環境と生物の密接な関係について学ぶことは欠かすことはできない。特に植物の光環境に対する適応現象はフェノロジーや形態だけでなく,光合成能力といった生理的な機能にも見られ,環境と生物の関係を考えるとき非常に具体的かつ適切な題材である。この小文では,上記の生物と環境との関係を考えるという目的のため,現行の学習指導要領における生物IB,新学習指導要領の生物Iで扱いたい光環境と植物の光合成能力との関係について,普段授業で行っていることについてご紹介したい。
北海道石狩高等学校 新井博仁
「2012年度用高校理科教師用指導資料付属のDVD-ROM 動画サンプル集」より。生態系は再生と破壊が繰り返された「動的平衡」であることを,部分的破壊や再生の連続や大破壊から再生のサイクルとして説明しました。極相林の破壊と再生のサイクルをわかりやすく表現しました。
東京書籍(株) 理科編集部
「2012年度用高校理科教師用指導資料付属のDVD-ROM 動画サンプル集」より。川原の植生をとおして身近に見られる遷移を観察した動画です。
東京書籍(株) 理科編集部
「2012年度用高校理科教師用指導資料付属のDVD-ROM 動画サンプル集」より。海浜の植生をとおして身近に見られる遷移を観察した動画です。
東京書籍(株) 理科編集部
ユージーン・プレザンツ・オダムは,1913年3月17日アメリカ合衆国ニューハンプシャーで生まれた。父ハワード・オダムは社会科学者として優れた業績を残した人である。ノースカロライナ大学卒業後イリノイ大学で1939年に理学博士の学位を取得,1940年ジョージア大学に講師として赴任する。この時点から現在に至るまで,実に50年近くもの間,ジョージア大学のオダムとして生態学の研究と教育に尽くしてきた。1961年には同大学に生態学研究所を創立,1984年までその所長を努めた。
東京大学大学院総合文化研究科 岡本拓司
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)安之婢、馬酔木。上の漢字、何と読みますか。答えは「あしび」です。安之婢(馬酔木)とは写真のようなツツジ科植物です。万葉集に詠まれていることから、万葉植物と呼ばれる植物のひとつに数えられています。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)6月13日は暑い日でした。でも1週間待った甲斐あってか、最高のたぬマッチ日和でした。当日私は「マッチ」の記録カメラマン。被写体はもちろん生徒諸君。でもしっかりハルジオンも撮りました
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)この『花逍遙』は万葉集の東歌や校歌の「万葉の……」を取りあげるところから始めました。きょうは一学期の終業式。そこで一学期の最終号は式にちなんで古今和歌集の歌で締めくくってみます。まず写真を見てください。これはウメノキゴケといって地衣類というグループに分けられる植物です。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)今年の下見は思いがけない出会いがありました。写真のキヌガサタケ(衣笠茸)との出会いです。このキノコ、雨傘形とは随分かけ離れた特徴的な姿です。中央の円柱と円錐の帽子が深編み笠をかぶった虚無僧を連想させたのでしょうか、コムソウタケ(虚無僧茸)の別名も持ちます。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)2月中旬に花を探すのは容易ではありません。でもじっくり探したところ“花”はありました。地面に張り付いた薔薇(ばら)の花です。薔薇の花とは言っても、もちろんバラ科のそれではありません。メマツヨイグサという黄色い花をつける草の、冬の季節の姿です。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
(栃木県立田沼高等学校の植物写真)新学年おめでとう。田沼高校はいま満開の桜に飾られています。桜木は皆さんに向かって「新学年おめでとう」と言わんばかりに花を咲かせています。
栃木県立田沼高等学校 川島基巳
授業の始めの5分程度を,前の時間の復習として利用できます。B5判横左半分にテスト,右半分に解答の構成。[キーワード]光合成,二酸化炭素,補償点,光飽和点,光 ,温度,陽生植物,陰生植物,根圧,気孔,葉緑体,孔辺細胞
東京書籍(株) 理科編集部