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教科書単元リンク集・高等学校

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316数学Ⅲ Standard2節 微分のいろいろな応用

指導資料

  • 十分0に近いとは絶対値が0.01程度のことか~近似式から近似値を求める問題~
    2018年01月19日
    • 数学
    • 指導資料
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    十分0に近いとは絶対値が0.01程度のことか~近似式から近似値を求める問題~

    「任意の正数εに対して正数δを十分小さくとれば……」というεδ論法(「十分小さく」を「適当に」と表現してあることもあるし,∀ε>0 ∃δ>0……と表現されていることもある)に初めて出くわしたときの衝撃を忘れられない方も多いであろう。実は私もその一人である。高校では極限については「限りなく式」であるからこのような表現は出てこないはずであるが,実は同様の表現が微分の応用の近似式で出ている。それは「十分0に近いときは……」という表現である。生徒はこの表現についてどう思っているのであろうか。本稿では,教科書で扱ってある例を通じて,十分0に近いとは0.01程度のことなのかについて考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立高森高等学校教諭 西元教善

  • (社会と数学)海難救助問題
    2018年03月13日
    • 数学
    • 実践事例
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    (社会と数学)海難救助問題

    「高校数学 社会と数学 教材紹介」(2018年3月)より。(単元: 数学Ⅲ,微分の応用)2022年度から実施される高等学校の新しい学習指導要領では,これまで以上に日常生活や現実社会と数学とのつながりを意識した指導が求められることになります。また,2020年度から実施される大学入学共通テストでも,このことを意識した問題が出題されるものと思われます。これからの高校数学では,このような教材がもっと必要になってくるでしょう。このような教材としてどんなものが考えられるかという観点で教材開発しました。

    奈良女子大学附属中等教育学校 教諭 横 弥直浩

  • 関数の近似
    2017年10月25日
    • 数学
    • 指導資料
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    関数の近似

    関数は様々な事象に対して用いられることが多い。三角関数の近似は物理的な現象を考察するうえでは必須であり、物理学においても、よく使われるものであるのでぜひとも導く方法を習得すべきである。故に、今回は関数の近似を理解し、三角関数の近似を覚えるのではなく、導入を習得し、さらなる教育の幅を広げていただきたいと思う。

    大阪府東洋学園高等専修学校教諭 松岡世伍

  • lim[x→∞]logx/x=0の証明について(1)~はさみうち用の不等式をつくる~
    2021年10月22日
    • 数学
    • 指導資料
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    lim[x→∞]logx/x=0の証明について(1)~はさみうち用の不等式をつくる~

    曲線y=logx/xのグラフをかかせる問題では、lim[x→∞]logx/x=0は証明なしで使ってよいとの指示がある。本稿では、面積の大小関係から得られる不等式を手がかりとして、lim[x→∞]logx/x=0をはさみうちの原理で示しつつ、その導出についても考察する。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら

    山口県立光高等学校 西元教善

  • lim[x→∞]logx/x=0の証明について(2)
    2021年10月29日
    • 数学
    • 指導資料
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    lim[x→∞]logx/x=0の証明について(2)

    「はさみうちの原理」を使って証明するには、そのための不等式が必要である。それをどのようにしてつくるか、そのつくり方はさまざまある。本稿では前稿(1)に引き続き、lim[x→∞]logx/x=0を示すためのはさみうち用不等式を3つご紹介し、解説したい。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら

    山口県立光高等学校 西元教善

  • すべての自然数nに対して,x>0のときex>Σ[l=0→n] xl/l!であること ~微積分と数学的帰納法の活用~
    2021年12月17日
    • 数学
    • 指導資料
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    すべての自然数nに対して,x>0のときex>Σ[l=0→nxl/l!であること ~微積分と数学的帰納法の活用~

    本稿では、「x>0のとき ex>1+x/1!+x2/2!+x3/3!+……+xn/n!である」ことを、微積分と数学的帰納法を活用して証明してみたい。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら

    山口県立光高等学校 西元教善

  • n数の場合の相加・相乗平均の関係の証明について~数学Ⅲの微分法の利用~
    2014年04月11日
    • 数学
    • 実践事例
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    n数の場合の相加・相乗平均の関係の証明について~数学Ⅲの微分法の利用~

    相加・相乗平均の関係は,数学Ⅱの「式と証明」で扱う。2乗すると0以上であるという実数の性質を利用するものであり,2つの文字についての平方完成という式変形がその証明に必要とされる。これは相加・相乗平均の関係といっても2数の場合である。3数の場合,さらには一般にn数の場合の相加・相乗平均の関係もあるが,これらについては発展的な扱いとなっている。n数の場合には相乗平均はn数の積のn乗根であるから,1/n乗という分数指数(有理数の指数)が出てくる。これを微分法で処理するには数学Ⅲの微分の知識が必要になるが,分数指数の導関数の活用として,n数の場合の相加・相乗平均の関係の証明を扱ってみる。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

    山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

  • 導関数を用いずに関数y=x+√1-x2の最大値と最小値を求める ~東京書籍『数学Ⅲ Advanced』p.184例題1の別解として~
    2022年02月04日
    • 数学
    • 指導資料
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    導関数を用いずに関数y=x+√1-x2の最大値と最小値を求める ~東京書籍『数学Ⅲ Advanced』p.184例題1の別解として~

    東京書籍『数学Ⅲ Advanced』p.184例題1(関数の最大値と最小値を求める問題)について、本稿ではあえて導関数を用いない解法手順(決してエレガントとは言えないが)をご紹介したい。※文中の数式は、「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには、「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら

    山口県立光高等学校 西元教善

  • nΣk=01/k!(2/3)k
    2019年12月06日
    • 数学
    • 指導資料
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    nΣk=01/k!(2/3)k<2(n≧3)について ~中央大学法学部2019年の入試問題を題材にして~

    本稿では,中央大学法学部2019年の入試問題を題材にとってnΣk=01/k!(2/3)k

    山口県立高森高等学校 西元教善

  • ケプラーの法則
    2019年01月17日
    • 数学
    • 指導資料
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    ケプラーの法則

    一通り数学Ⅲまで履修が終わると受験問題の演習の時間となる。すべての授業が演習となると、生徒も大変なので,息抜きに少し数学の話をする。また,せっかく微積を学習したのだから,地球が太陽の周りを回っていることぐらいの確認をしてもよいし,このために,高校数学を勉強したといってもよいと思う。微分方程式を解かないといけないが,そう難しいものでもない。本稿では授業で生徒に配布したプリントに加筆したものである。

    近畿大学附属高等学校 井上明

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