教科書の単元から資料を探すページです。
ストローとモール(カラータイ)を使って、色々な多面体が簡単に作れます。材料のストローとモールは、安価で手に入ります。単純ですが頭を使う工作で、数学や化学の授業などに活用できます。その多面体の作り方を紹介します。
神奈川県 岩谷学園高等専修学校 多賀信行
数学Aの「図形の性質」で正多面体を扱う。オイラーの多面体定理とともに扱うのであるが,内容的には1~2ページで,数学的事実の周知といった印象を受ける。正多面体は正四面体,正六面体,正八面体,正十二面体,正二十面体の5種類ある(かつ,5種類しかない)が,正多面体の性質について深入りすることはない。図を描くことも含めた複雑さの程度から正四面体,正六面体,正八面体が生徒にとって扱い得る対象となるのではなかろうか。ここに挙げた3つの正多面体には興味深い関係 ― 正六面体の8つの頂点のうちの4点をうまく結べば正四面体ができ,残りの4点を結べば同じ大きさの正四面体ができて,それらの共通部分が正八面体になる ― がある。本稿では,この関係について生徒も立体的なイメージが描けるよう考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/
山口県立高森高等学校 西元教善
(写真資料)撮影年月日:1999年5月、撮影者:川村康文[京都教育大学附属高校]、撮影場所:京都教育大学附属高校物理実験室。星形正20面体です。実は、これを「ふしぎの花びら」と命名した理由は、5本のつのを集めてすぼめると、つぼみのように閉じ、また、そのつぼみを押し開くと花のように咲き開くからです。
京都教育大学附属高等学校 川村康文
(写真資料)撮影年月日:1999年5月、撮影者:川村康文[京都教育大学附属高校]、撮影場所:京都教育大学附属高校物理実験室。星形正20面体の、5本のつのを集めてすぼめたもののうち、つぼみを対象の位置に作ったものです。プランクトンのような形とも思えますし、また、空飛ぶ宇宙船(あまり、疑似科学には走りたくはないですが)のような形にもイメージできます。
京都教育大学附属高等学校 川村康文
(写真資料)撮影年月日:1999年5月、撮影者:川村康文[京都教育大学附属高校]、撮影場所:京都教育大学附属高校物理実験室。星形正20面体の、5本のつのを集めてつぼみを作るにあたって、できるだけ多くのつぼみを作ったものです。写真「ふしぎの花びら(1)」、「ふしぎの花びら(2)」、「ふしぎの花びら(3)」とならべてみると、まるで、プランクトンが変態をしていくかのようなイメージを与えてくれます。想像のなかからも、科学に対して、何かの知恵を与えてくれそうな感覚や手応えを覚えます。
京都教育大学附属高等学校 川村康文
(写真資料)撮影年月日:1999年5月、撮影者:川村康文[京都教育大学附属高校]、撮影場所:京都教育大学附属高校物理実験室。ふしぎの花びらに、興味をもって頂けたでしょうか?いわゆる星形正20面体を作るための型紙です。透明なプラ板や、蛍光を発色する透明プラ板で作ると、とても楽しく、空間認知能力が高められます。
京都教育大学附属高等学校 川村康文
(写真資料)撮影年月日:1999年6月。撮影者:川村康文[京都教育大学附属高校]、撮影場所:京都教育大学附属高校物理実験室。大型のふしぎの花びらに、蛍光発色シートを張ったものです。ブラックライトをあててみると、ふしぎな美しさを味わって頂けます。
京都教育大学附属高等学校 川村康文
(写真資料)撮影年月日:1999年6月、撮影者:川村康文[京都教育大学附属高校]、撮影場所:京都教育大学附属高校物理実験室。蛍光発色シートを張った「ふしぎの花びら」の変態を、ブラックライト下で行ってみました。次々とふしぎな変態を行います。
京都教育大学附属高等学校 川村康文
いろいろな多面体が,ストローとモールを使って,簡単に作れます。材料のストローとモールは,100円ショップ等で安く手に入ります。単純ですが頭を使う面白い工作で,数学や化学の授業,工作教室などに活用できます。ここでは,この多面体の作り方を紹介します。
神奈川県岩谷学園高等専修学校 多賀信行
「(高校数学Ⅰ・A)課題学習指導実践記録集(2014年度版)」東京書籍2014年8月より。今回は数学A「図形の性質 空間図形」を学習したのちに,「正多面体の考察」をテーマに課題学習を設定した。(実施時期:1月下旬)
鳥取県立鳥取工業高等学校 竹内憲治
展開図が正方形となる立体があることを知っていますか? ちなみに正方形の4隅をくっつけて1つの角にしようとすると、ぺしゃんこになって立体になりません。隣り合う2辺の中点を使って折ってみると,見事に三角錐が出来るはずです。このように、3つの直角で、1つの角を作る四面体において、非常におもしろい性質が知られています。
大阪府立岸和田高等学校 近藤寛直
「高等学校数学実践事例集」より。球の表面積 ・一般化は面白い・5 種類の正多面体・問題を解くだけの授業。この資料は,高校数学の教科書で取り扱う内容に関して,いろいろな角度から解説をしたものです。それらは,導入例や,参考になる先生方へのコメント,中学校の復習,発展的内容,教科書で扱っている内容の背景などを集めたものです。各内容は1ページにまとまっています。
東京書籍(株) 数学編集部
[内容]2005年の東京大学前期試験に,次のような問題が出題された。r を正の実数とする。xyz 空間においてx 2+y 2≦r 2,y 2+z 2≦r 2,z 2+x 2≦r 2を満たす点全体からなる立体の体積を求めよ。小・中で空間図形の内容が削除された関係で,生徒はなかなか空間感覚が身に付いていない。問題のイメージを実際につかむため,その展開図を作ってみた,静岡高校教諭 藤澤徳芳先生のプリントである。高校で解決する様々な問題を,このような模型を作って考察すると,生徒の理解が容易になる例が多々ある。先生方が日頃作られておられるこのようなプリントがあれば是非紹介していきたいので,編集部もしくは東書Eネット事務局までお送りください。net@tokyo-shoseki.co.jp
静岡県立静岡高等学校 藤澤徳芳