教科書の単元から資料を探すページです。
2次不等式 x2-4x+3<0の解は(x-1)(x-3)<0より1<x<3であり,これを満たす整数xは x=1だけでその個数は1である。また,2次方程式x2-4x+3=0の解はx=1,3であるから,放物線 x2-4x+3が x軸から切り取る線分の長さは3-1=2である。p,qを整数として,2次不等式 x2+px+q<0…①,2次方程式x2+px+q=0…②,放物線y=x2+px+q……③を考え,2次不等式①の解を満たす整数の個数をN,放物線③が x軸と異なる2点で交わるとき,それが x軸から切り取る線分の長さを Lとする。一般に,NとLの間にはどのような関係があるのであろうか。 本稿では,このことについて考察する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
数学Ⅰの2次関数の最大・最小の単元において,東書の高数指導書付属のDマイスター指導用DVD-ROMに収載されたデジタルコンテンツを活用した授業の実践事例
東京都 国本女子高等学校 山根匡史
2次関数をy=x2から指導していくのは、イメージがつかみにくいので具体的な問題から2次関数を考えさせるようにしてみた。またグラフは、平行移動では教えきれない点があるのでy=ax(x-b),y=a(x-b)(x-c)のタイプを先に描かせてからy=a(x-p)2+qのタイプを描かせるようにしてみた。
埼玉県豊岡高等学校 五十嵐英男
2次不等式ほど、教員の生徒観と生徒の実像がずれている単元もないのではないか。この単元では、細心の注意が必要だと思う。もし、生徒全員にマスターさせることができたなら、様々な点で応用できるし、授業も円滑に進むはずだ。そんな思いから私の実践を報告したい。
埼玉県豊岡高等学校 五十嵐英男
2次関数の最大・最小については,軸と定義域の位置関係からどこで最大(小)値をとるのか,その場合分けの基準を理解させなければわかりにくい内容になる。それ以前に「平方完成」が確実にできることが前提となる。これができなければおそらく2次関数のほとんどが理解できないといえる。定義域が制限された2次関数の最大・最小問題は,①関数固定,定義域変化と②関数変化,定義域固定が中心になるが,いずれも軸と定義域の位置関係で場合分けをする。この場合分けという発想が生徒には面倒であり,しかもわかりにくいようである。本稿では、その指導のレディネス教材の一例を紹介する。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/
山口県立高森高等学校 西元教善
以前,『2次不等式の解き方の指導についての一実践~出だしで戸惑っている生徒のために~』という原稿をEネットにアップしていただいた。ただし,それは2次方程式の解の公式を高校で扱い,しかも判別式という言葉も使えないという旧課程での考察であった。「ゆとり教育」から「脱ゆとり教育」,理数教育の充実へというスローガンを掲げた新課程になり,教科書も刷新されたが,それに伴って,2次不等式についての記述内容が大きく変わったかといえば,そうではなかった。生徒や教員が教科書に要求することは,わかりやすい説明と答案の書き方の双方がきちんと記述されていることである。いわば(興味・関心が抱けて)「わかること」と「できること」が期待できる記述があるかということである。生徒へのサポートについて考察したい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。『2次不等式の解き方の指導についての一実践 ~出だしで戸惑っている生徒のために~ 』会員向け無償ダウンロードはこちら→https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/login/newenter.php?wurl=/detail/40776/
山口県立高森高等学校 西元教善
数学が苦手な生徒にとっては,当然であるが,方程式より不等式の方がわかりづらい。そのため,不等式の表す領域を図示する問題では,境界線が仮に描けたとしても,その上側なのか下側なのか,右側なのか左側なのか,内部なのか外部なのかがよくわからない。本稿では,不等式の表す領域の図示指導について,数学が極めて苦手な生徒目線での解説を試みたい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。会員向け無償ダウンロードはこちら
山口県立光高等学校 西元教善
2次関数の授業で最大最小問題は、1年生の1学期に出てくる難関である。特に、関数式に文字を含むものや定義域に文字を含むものを、授業で生徒に理解させるのは難しい。これまで積極的に対策を講じてこなかった反省をこめ、新しい視点についてまとめてみた。
埼玉県立豊岡高等学校教諭 五十嵐英男
定義域に制限があり,1次の係数に文字を含む2次関数の最大・最小を教科書の本文で扱うことは少ないようである。扱っているとすれば発展としてのことが多い。しかし,テスト(定期考査や模試,大学入試)では当然のように出題される。軸も定義域も固定された場合はできても,どちらか一方が変化するととたんに出来が悪くなる。いきなり,最大値,最小値を求めよという問題をやらせる,あるいは解説するにしても「軸と定義域の位置関係別の最大・最小」のイメージがなければ教育的効果は薄い。具体的な問題に入る前に,どのようなレディネスを作っておくべきか考察してみた。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
2次不等式は生徒にとって,混乱する内容らしい。2次方程式と同じ考え方で2次不等式を解いて「ダメ出し」されて,「なぜ?」と思ったり,教科書の解説でも,左辺の2次式を因数分解して求めたり,解の公式を使って求めたり,判別式から「すべての実数」とか「解なし」と答えたりしてあったりして,その判断基準が掴めず,解答の出だしから戸惑ったりしているようである。そこで,生徒にとってすっきりと感じられる解法の流れを考察して,実際に授業で実践してみた。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。Tosho数式エディタ → 無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
数学の授業をしていて,「計算する」,「問題を読む」などに一生懸命で,何が大切か分からず伸び悩む生徒を見かけます。ここでは,数Ⅰの2次関数やその周辺で「問題の本質を考えること」と「計算」を切り離し,考えることに焦点を当てた指導事例を紹介します。
大分県立大分西高等学校 宮崎浩幸
「よくわかる! 小・中・高 算数・数学のつながり」(2013年10月発行)より。教科書から抜粋した紙面を通して「どの学年で」「どんな内容を」「どのように学んでいるか」が概観できるようになっております。学習内容のつながりや扱いなどの概要の説明,学習段階・学習内容の一覧,学習内容に関する教科書紙面,学習内容に関する留意点(児童,生徒の実態,取り扱い上の配慮)などで構成。
東京書籍(株) 算数・数学編集部
教科書「数学1」「数学A」(2001年度版)準拠。10分間テスト。1ページ目がテスト問題,2ページ目が解答になっています。基礎計算の徹底と確認テスト。
東京書籍(株) 数学編集部
教科書「数学1」「数学A」(2001年度版)準拠。10分間テスト。1ページ目がテスト問題,2ページ目が解答になっています。基礎計算の徹底と確認テスト。
東京書籍(株) 数学編集部
センター試験数学過去問題集。2013年度追試験(数学Ⅰ)第2問。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株)