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定数aに関わるxの連立1次不等式の問題で,その解の中に指定された個数の整数xがあるように定数aの値の範囲を定めるものがある。いわゆる「連立1次不等式の整数解」の問題である。これは,定数aに関わるxの連立1次不等式の解において,端点の「aの式」が含まれたり含まれなかったり(つまり,等号つきの不等号で表される不等式であったり,等号なしの不等号のみで表される不等式であったり)するタイプの問題で,その解決の際に「n(整数)<a,x<a ⇒x≦n」を使うことがある。しかし,等号がつかない不等号だけの不等式から等号つきの不等号での不等式が導かれることにわかりにくさを感じる生徒は少なくない。本稿では,この性質を中心に考察してみたい。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立高森高等学校 西元教善
中学校では具体的な数の大小関係や変数の変域に不等号を使うだけで,不等式についてはほとんど学習しないため,高校での不等式では丁寧な指導が必要である。
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
定数kを含む xについての連立1次不等式の解が a < x <bであるとき,解の中に指定された個数の整数を含むようにkの値の範囲を定めるという問題は,1年生にとっては鬼門のようである。 特に,nを整数とし,x<bに含まれる最大整数が nのとき,bの取り得る値の範囲は,n<b≦n+1であるが,なぜ bの値の範囲の中に n+1は含まれるが nは含まれないのか,その違いやその理由がよくわからない生徒がいる。 本稿では,指定された個数になるよう端点の値の範囲を定めることについて,生徒にとってわかりやすい説明を試みるものである。※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
センター試験数学過去問題集。2014年度本試験(数学Ⅰ)第1問[2]。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株)
センター試験数学過去問題集。2015年度本試験(旧課程数学I)第1問[2]。この資料は,東京書籍の数学教科書の目次に準拠して,センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東京書籍(株) 数学編集部
センター試験数学過去問題集。2010年度追試験(数学Ⅰ) 第1問[1]この資料は、東京書籍の数学教科書の目次に準拠して、センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東書Eネット事務局
センター試験数学過去問題集。2010年度追試験(数学Ⅰ) 第1問[2]この資料は、東京書籍の数学教科書の目次に準拠して、センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東書Eネット事務局
センター試験数学過去問題集。2012年度本試験(数学Ⅰ) 第1問[1]この資料は、東京書籍の数学教科書の目次に準拠して、センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東書Eネット事務局
センター試験数学過去問題集。2012年度本試験(数学ⅠA) 第1問[1]この資料は、東京書籍の数学教科書の目次に準拠して、センター試験問題を分類したものです。データは問題と解答で構成されています。
東書Eネット事務局