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ニューサポート高校「社会」vol.24(2015年秋号)より。北海道十勝総合振興局の大樹町の海岸の大変貴重な戦争遺跡・トーチカ群の写真。
北海道大学低温科学研究所准教授 白岩孝行
ニューサポート高校「社会」vol.36(2021年秋号)より。高校で使用する地理の教科書から造山帯という用語が消えようとしています。地球の大地形を説明する用語として長らく使用されてきた重要用語です。代わりに登場する変動帯は、いったい造山帯とどう違うのでしょうか。また造山帯の対語として用いられていた安定陸塊(安定大陸)は、この変化によってどうなっていくのでしょう。
北海道大学低温科学研究所准教授 白岩孝行
アーレ川は,ベルナーオーバーラントの高峰群を発し,ブリエンツ湖,トーン湖などU字谷底の氷河湖を経て,首都ベルンの旧市街を囲むように蛇行し,ライン川に注ぐ,スイス中央部の有数な河川である。ブリエンツ湖から上流側のマイリンゲンを中心とする谷間は,ハスリタール(ハスリ谷)とよばれ,スイスでも美しいU字谷のひとつとして人気が高い。アーレ川の源流部には,ベルナーオーバーラント最高峰のフィンスターアールホルン(4274m)やシュレックホルン(4078m)などの峻峰がそびえている。それら峻峰の直下から流下する長大な谷氷河がウンターアール氷河で,アーレ川の水源となっている。ウンターアール氷河(Unteraar Gletscher;下アール氷河)は,長さ13.5km,面積28.4km2の規模で,スイスアルプス最大のグローサーアレッチ氷河(大アレッチ氷河)から数えて4番目にランクされる。ウンターアール氷河は,その上流側で左右にわかれ,右俣がラウターアール氷河,左俣がフィンスターアール氷河となる。両氷河の合流点から,現在の氷河末端までのウンターアール氷河本体の長さは約6㎞である。
駒澤大学高等学校 深谷元
ニューサポート高校「社会」vol.39(2023年春号)特集:大学入学共通テスト分析、より。令和4年度から「地理総合」の授業が始まり、すでに生活文化や自然災害との関連から地形について指導した先生も多くいることでしょう。世界の大地形の説明で「造山帯」に代わって「変動帯」を使うべき理由については別稿ですでに詳しく説明しました。また、従来の地理教育で述べられてきた造山帯と天然資源との関わりについても、その対応関係には再検討の余地があることも指摘しました。本稿ではこれまで取り上げてこなかった変動帯に対置される「安定地域」について用語の整理と併せて説明します。
北海道大学低温科学研究所准教授 白岩孝行
ニューサポート高校「社会」vol.40(2023年秋号)より。2015年の夏、スイスで初めて氷河を見た私は、同行していた地質学者を質問攻めにしていた。早朝に首都ベルンの街を電車で出発し、山岳鉄道を乗り継ぎながら3時間かけてユングフラウヨッホ(標高3463m)に向かう日帰り出張であった。
東京大学地震研究所助教 西山竜一
「ニューサポート高校「社会」vol.33(2020年春号)特集:センター試験分析・共通テストへの展望」より。国土地理院では,「自然災害伝承碑」の情報をウェブ地図「地理院地図」に2019年6月から掲載を開始しました。自然災害伝承碑とは,過去に起きた津波,洪水,火山災害,土砂災害等の自然災害の情報を伝える石碑やモニュメントのことです。
国土地理院応用地理部
我々が住んでいる地球の姿を理科の分野には,あまり立ち入らずに把握し,現代国際社会が抱える様々な問題に向かって進んでいくことを目標に作られた教材です。今回は我々が住んでいる地球を大きな視点から眺めています。
立命館慶祥高等学校 斎藤忠和
要点マスター 地理B整理・演習ノート(一問一答補遺版)より。第1編 自然と産業・生活、第1章 自然環境。「地理B(地B009 )」(2008-2012年度用)教科書に対応した地理B」整理・演習ノートをご紹介します。一問一答形式になっていて、解答は各編の最後にまとめて掲載しています。
東京書籍(株) 社会編集部