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教科書単元リンク集・高等学校

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308 世界史B3 21世紀の地球的課題と地域世界

指導資料

  • (報告)ロシアによるウクライナ軍事侵攻
    2022年09月01日
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    (報告)ロシアによるウクライナ軍事侵攻

    ニューサポート高校「社会」vol.38(2022年秋号)より。2022年2月24日。ロシアがウクライナに対して「特別軍事作戦」を開始し、侵略戦争が始まった。これは、2014年3月にロシアがクリミア半島を電撃的に奪取し、東部ウクライナへの介入を始めて以来、それを上回る事態となった。以下では、この軍事侵攻の性格を明らかにしたうえで、なぜ侵攻に至ったのかについて、国際、国家、個人の次元にまたがり分析する。

    東京大学法学部教授 遠藤乾

  • 教室から考える現代国際社会理解(9~10)「21世紀の世界と日本・終わりに」
    2004年09月17日
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    教室から考える現代国際社会理解(9~10)「21世紀の世界と日本・終わりに」

    本稿は,2002年度「現代国際社会理解」用に作成したテキストを若干改訂したものであり,終章である「921世紀の世界と日本」と「10終わりに」の部分である。2002年度の現代国際社会理解では本章に至るまでに「地球の姿」「気候と生活」「国家と国家群」「地域紛争の概略分析・及び構造的変化」「パレスチナ問題(9・11とその後の紛争を題材に)」「国際連合を考える」と授業を進めてきた。その際用いたテキストについては順次公開してきたし,授業案についてもいくつかを公開した。これまでの流れや内容については,それらを参照していただきたい。なお「教室から考える現代国際社会理解」は本稿をもって一応完結する。

    立命館慶祥高等学校 斎藤忠和

  • 教室から考える現代国際社会(6-2)「ポスト冷戦期の紛争を考える2」
    2004年01月30日
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    教室から考える現代国際社会(6-2)「ポスト冷戦期の紛争を考える2」

    本稿は,現任校で実施した現代国際社会理解で使用するために作成したテキストである。本節ではポスト冷戦期の紛争を取り上げ,現在の世界情勢と紛争について学ぶ。本稿はその後編である。「パレスチナ問題と2001年9月11日の事件(9.11)」

    立命館慶祥高等学校 斎藤忠和

  • 森林の逆襲~熱帯林と伝染病~――世界史で学ぶ森林問題の一例――
    2013年04月17日
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    森林の逆襲~熱帯林と伝染病~――世界史で学ぶ森林問題の一例――

    高校という職場で働きながら、絶えず疑問に感じていたことがある。それらは、突き詰めれば、高校世界史の授業は如何にあるべきか、世界史の授業で教えるべき「歴史」とはなにか、ということであった。2012年20数年ぶりに大学院生に戻り、学ぶこととなった。それから1年が経過し、社会科教育学の抱える問題点も多く見出したが、一方で、新たな刺激を受けることも多々あった。最大の収穫は、これまで振り返ることのなかった「世界史」という教科を、その成立から概観することができたことと、これまで思いもしなかった視点で世界史の授業を構築する機会を得たことであった。 本稿は、2012年度社会科教育特論(山下宏文教授)の講義において課された、「環境教育の一環を担うため、森林問題を扱いうる世界史の授業を考案する」という課題に対しての、回答報告である。世界史で森林問題、というあまり前例のない取り組みであるが、それゆえ、参考となるところもあると思う。多くの御批正を賜りたい。

    北海道立命館慶祥高等学校 齋藤忠和

  • 教室から考える現代国際社会(4-2)「第二次世界大戦後の世界情勢~冷戦からポスト冷戦へ・構造理解~2」
    2003年10月10日
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    教室から考える現代国際社会(4-2)「第二次世界大戦後の世界情勢~冷戦からポスト冷戦へ・構造理解~2」

    1989年12月,アメリカのブッシュ大統領とソ連のゴルバチョフ書記長が会談し「冷戦終結」を世界に宣言した。これが,マルタ会談である。その後,1991年のソ連崩壊をもって冷戦は完全に消滅するが最盛期では米ソ両国の合計で広島型原爆の110万倍という膨大な核兵器が配備されており,全面核戦争の危機にさらされ続けた人類にとって,両国の和解は大いに歓迎すべきものであった。また,91年12月のソ連分裂・消滅後,旧社会主義国のほとんどが資本主義への道を歩みはじめた。現在でも社会主義体制を堅持している国は存在するが,その最大勢力である中国でさえ,1978年末,鄧小平が主導権を握って以来,改革開放を進めており,もはやその内実はほとんど資本主義化しているといってよい。このように,ポスト冷戦期の世界は資本主義がほぼ世界共通の体制となり「大競争(メガコンペティション)」の時代に突入したともいわれる。さらに,90年代に入っても死者1,000人以上を数える戦争・内戦が毎年30以上も発生し,冷戦終結は必ずしも平和の到来を意味しなかった。しかもこの混乱は終息に向かうどころか一層混迷の度合いを深めつつある。その最大の原因は唯一の超大国となったアメリカの動向にある。

    立命館慶祥高等学校 斎藤忠和

  • [アメリカ]貿易センタービル、9.11後のようす
    2009年09月08日
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    [アメリカ]貿易センタービル、9.11後のようす

    2001年9月11日同時多発テロから半年たったニューヨーク貿易センタービルの跡地のようす。半年たった今も、無数のコンクリートの塊を搬送する作業だけが日夜続いています。

    東京書籍(株) Takashi Kojima

  • 世界史教育にとっての永遠の課題-中国とは?-
    2014年10月15日
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    世界史教育にとっての永遠の課題-中国とは?-

    日本の世界史教育において,「中国とは?」と歴史的視線から問いかけることは,いかなる場面においても必要である。もしこの問いが高校の世界史教育の現場で発せられなければ,日本の中国理解が深まることはないだろう。日本の世界史教育には大きな社会的責任があると同時に,新たな日中関係を切り拓く人材を輩出するという相当に大きな醍醐味があることを,社会全体で認識できれば幸いである。

    津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授 中村元哉

  • 教室から考える現代国際社会(5-2)「現代の地域紛争の概略・分析及び紛争の構造的変化2」
    2003年12月01日
    • 地歴・公民・地図
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    教室から考える現代国際社会(5-2)「現代の地域紛争の概略・分析及び紛争の構造的変化2」

    米ソ直接の武力衝突は伴わなかったものの,冷戦下の世界では両者の厳しい緊張関係から各地で流血事件や“熱戦”が起こった。その代表例が,ドイツ,朝鮮半島,そしてベトナムをめぐる対立であり,キューバ危機である。第二次大戦後,敗戦国ドイツの占領管理・戦後処理をめぐって,米・英・仏の西側3国とソ連との間で対立が激化した。その結果,1949年,ドイツは首都ベルリンも含めて国土が東西に分割されたまま別々に独立し,同じ民族が2つの国家に分断された。さらに52年には,東ドイツにおける農業集団化の強行や労働者に対する規律の強化によって,西ドイツへの大量の逃亡者が発生し,その数は1960年にはおよそ20万人に達し,東ドイツは深刻な労働者不足に見まわれた。そこで東ドイツ国家評議会議長ウルブリヒトは,ソ連・東欧諸国の同意を得て,1961年8月13日,東西ベルリンの境界線に「ベルリンの壁」を築き,自由な往来を遮断した。この「ベルリンの壁」は長く冷戦の象徴的存在となった。

    立命館慶祥高等学校 斎藤忠和

  • 教室から考える現代国際社会理解(7)「紛争から考える冷戦期とポスト冷戦期」
    2004年04月14日
    • 地歴・公民・地図
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    教室から考える現代国際社会理解(7)「紛争から考える冷戦期とポスト冷戦期」

    本稿は「現代国際社会理解」で用いるために作成したテキストを整理・改訂したものである。第7章においては,冷戦期の紛争とポスト冷戦期の紛争を比較し,さらに詳細に冷戦期の位置づけを考えてみた。

    立命館慶祥高等学校 斎藤忠和

その他資料

  • 自分を律する強い信念を持ち、戦争行為は是もなく非もなく封印したい
    2009年12月15日
    • 地歴・公民・地図
    • エッセイ
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    自分を律する強い信念を持ち、戦争行為は是もなく非もなく封印したい

    日本史の授業の時、生徒のひとりが、「先生、もう済んだことを学んだって意味ない」といった。この言葉には呆れた。きのうまでのことは全部済んでしまったことだし、たったいま起きていることも、5分後には済んでしまったことになる。この生徒は、過去があって現在があり、現在があるから未来があるというごく当然の道理を知らないのだ。だから、きっと祖父母がいて両親があり、両親がいて自分があるという道理も知らないのではないか。

    茨城県水戸葵陵高等学校 菊池美佐江

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