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日本の世界史教育において,「中国とは?」と歴史的視線から問いかけることは,いかなる場面においても必要である。もしこの問いが高校の世界史教育の現場で発せられなければ,日本の中国理解が深まることはないだろう。日本の世界史教育には大きな社会的責任があると同時に,新たな日中関係を切り拓く人材を輩出するという相当に大きな醍醐味があることを,社会全体で認識できれば幸いである。
津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授 中村元哉
世界史A・一問一答問題集より。それぞれのファイルは,問題1ページ,解答1ページの2ページ構成になっています。ご指導の中でご活用ください。[キーワード]グローバル化 WTO サミット APEC ASEAN NAFTA ユーロ シンガポール トウ小平 鄧小平 四つの現代化 社会主義市場経済 一国二制度 李登輝 金正日 パキスタン 湾岸戦争 パレスティナ暫定自治協定 アラファト マンデラ AU
東京書籍(株) 社会編集部
日本史の授業の時、生徒のひとりが、「先生、もう済んだことを学んだって意味ない」といった。この言葉には呆れた。きのうまでのことは全部済んでしまったことだし、たったいま起きていることも、5分後には済んでしまったことになる。この生徒は、過去があって現在があり、現在があるから未来があるというごく当然の道理を知らないのだ。だから、きっと祖父母がいて両親があり、両親がいて自分があるという道理も知らないのではないか。
茨城県水戸葵陵高等学校 菊池美佐江