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漢詩の授業では、どの学校でも書き下し文や音読、口語訳、そして教師の一方的な鑑賞の解説に終始するなど、形式的単調な授業展開となり、生徒自らの積極的な「鑑賞」までは至らないことが多い。どんな方法論で深い「鑑賞」を施し、自由で主体的な「授業実践」が可能か。本稿では、「詩眼」・「意訳詩」を切り口にその模索を試みたい。
北海学園大学非常勤講師 荒木美智雄