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「才能の不足を暴露するかも~堂々たる詩家となった者がいくらでもいるのだ」の箇所も「尊大な羞恥心」を説明した文章であることを、中島の「メモ」から論証したい。更に「人虎伝」にはない「臆病な自尊心と尊大なる羞恥心」は中島が以前から温めた語句であり、その場しのぎの即興で書いた語句ではないことも論証したい。
千葉明徳高等学校 前講師 石川光男
毎日使う日本語だからこそ、そのような不安を取り除き、逆に大きな武器に変えたいもの。そんなときにお薦めしたいのが、東京書籍が協賛している「日本語検定」(主催:特定非営利活動法人日本語検定委員会)です。「日本語検定」について、概要をご紹介いたします。・日本語検定とは?・「日本語を使うすべての人のため」の検定・受検のメリット、認定のメリット・どうやって受検するの? どうやって勉強するの?・「言葉の力」の重要性
日本語検定委員会,特定非営利活動法人
「なるほど、作者の素質が第一流に属するものであることは疑いない。しかし、このままでは、第一流の作品となるのには、どこか(非常に微妙な点において)欠けるところがあるのではないか」―袁傪はなぜ「欠けるところがある」と「感じた」のか。中島敦の資料も参考にして繙いてみた。是非、御笑覧下さい。本拙論が最終回。
千葉明徳高等学校 前講師 石川光男