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伊勢物語「梓弓」の「みやび」論「相聞歌」における時制と作者の多数性

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公開日:2017年03月21日
伊勢物語「梓弓」の「みやび」論「相聞歌」における時制と作者の多数性

高校生が古文の中で、好きな教材として挙げるのは、『今昔物語』『宇治拾遺物語』などの「説話集」以上に、歌物語の筆頭である『伊勢物語』である。なぜこれ程、高校生の純粋な心を捉え、作品(各章段)が脳裏に刻まれるのか、その謎を究明しながら、作品に深く詠み込まれた「仕掛け」としての、とりわけ「和歌」の解明を行いたいということが、本旨である。今回は、「梓弓」の授業実践を取り上げ、その「面白さ」と「謎」について生徒と共に文法的・言語的な観点から考察を試みたい。

北海道長沼高等学校 荒木美智雄

資料ファイル

A4判たて,9ページ

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