拙稿「不定積分∫sinndxについて~n (整数)による求め方の違い~」において, を自然数として,(*)∫sin2n+1xdx=n∑r=0(-1r+1nCr cos2r+1x/2r+1+C(Cは積分定数) であることを得た。
この結果から何か興味を引くことは導けないだろうかと思い,次のようなことを考えてみた。
n∑r=0nCr(-1)r+1 cos2r+1x/2r+1は,x=0のときn∑r=0(-1)r nCr /2r+1である。これがnのどのような式として表せるか,そのときに(*)が活かせないだろうかということである。
本稿では, n∑r=0(-1)r nCr /2r+1について,(*)を活用して求めてみる。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,4ページ
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