二項定理(a+b)n=nC0an+nC1an-1b+nC2an-2b2+……+nCnn
bn……(*)の1つの応用として (*)においてa=b=1とすることで,次の等式を得る。nC0+nC1+nC2+……+nCn=2n(※)
テストで「等式(※)を証明せよ。」という問題を出すと,不勉強な生徒は右辺の2nを導こうとする。
では,(※)は必ず二項定理(*)を使わなければ証明ができないのかといえばそうではない。単に,二項定理(*)を使えば簡単に導けるというだけである。
本稿では,二項定理(*)を使わないで等式(※)を導くことを考えてみる。
※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,4ページ
Word
docx/260.6KB
pdf/346.4KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。