東書Eネット

東書Eネット

a3+b3+c3-3abc=(a+b+c)(a2+b2+c2-ab-bc-ca)の証明について(2)

  • 数学
  • 指導資料
公開日:2016年12月22日
a3+b3+c3-3abc=(a+b+c)(a2+b2+c2-ab-bc-ca)の証明について(2)

拙稿「a3+b3+c3-3abc=(a+b+c)(a2+b2+c2-ab-bc-ca)の証明について」の中で,「生徒にとっては,これまで a±b,b±c,c±a,という因数が,共通因数としてくくりだされることには慣れているが,a+b+c は初見である。」ということがこの因数分解の理解にとって壁になっていることに言及した。つまり, を因数にもつ a,b,cの整式について,その展開式への慣れがないからこのような因数分解を難しく感じさせる一因があるというわけである。そこで,a3+b3+c3-3abcの因数分解に関係する a+b+c を因数にもつ a, b, cの整式である2つの整式 (a+b+c)(a2+b2+c2)と (a+b+c)(ab+bc+ca)について,それぞれを展開させ,展開式を眺めることでa3+b3+c3-3abcの因数分解が容易になる指導を考察してみた。

※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

資料ファイル

A4判たて,4ページ

  • Word

    Word

    docx/255.5KB

  • PDF

    PDF

    pdf/136.2KB

非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。

戻る

関連する単元のリンク

おすすめの資料