「求められる中学校社会科の実践プラン-教科書で学ぶ確かな授業構想-」東京書籍2006年10月作成より。近現代史を重視した学習指導の工夫。平成18年度用中学校社会科の教科書に沿った授業実践の報告です。
(1)戦後の衣食住を中心とした国民生活の様子について,地域の戦争体験者の方の話を聞く。
(2)第二次世界大戦後の我が国の民主化と再建の過程について,教科書・映像資料等を参考にしてまとめる。
(3)東西冷戦において二分化された世界の様子を白地図上に色分けをして表す。
(4)国際連合の成立から,日本が国際連合に加盟し国際社会に復帰するまでの過程について年表にまとめる。
この単元は,現在の平和と民主主義社会に至る現代史の基礎となるものであり,公民的分野との関連も強く,この単元の学習を通して,全ての生徒に社会科のねらいである公民的資質を確実に身につけさせることが課題となる。
東京書籍(株) 社会編集部