【東書教育シリーズ】「教科書を活用した主体的・対話的で深い学びの実現~アクティブ・ラーニングの具体化~(1)」(2016年11月)より。この小単元は,遠い外国の生活が学習対象であり,資料に頼った学習にならざるを得ない。そうした外国の人々の生活を身近に感じさせるために,本事例では,ブラジル人が多く住む群馬県大泉町を教材として取り上げている。そこでのブラジル人の生活を学ぶことによって,世界の人々とどのように関わっていったらよいのかを具体的に考えさせている。教科書での学びを実際の生活と結びつけることで,深い学びの成立を試みているのである。
東京書籍(株) 社会科編集部