「世界遺産」写真資料2004年11月中学校社会編集部作成より。写真提供:PPS通信社。アンゴラ奥地からもモザンピーク海峡へ流れるザンベジ川の中流域に位置する。イグアス滝、ナイアガラ滝と並んで「世界の三大瀑布」と呼ばれるこの滝は、幅が最大1700mを超え、最大落差も110~150mにおよぶ。ビクトリアの滝は、台地の隆起によって、ザンベジ川の流れが変わり、もとからある窪地に川の水が流れ込んだことによって生成された滝である。1855年にイギリス人探検家リビングストンに発見されたことでヨーロッパにも知られるようになった。なお世界遺産リストに登録されているモシ・オ・トゥニャとは、滝を指す現地の人々の言葉で、「雷鳴がとどろく水煙」を意味する。
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