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撮影年月:1999年3月、撮影者:逸見修、撮影場所:埼玉県秩父市黒谷。和銅を採掘した露天掘跡である。和銅山頂に抜ける裂け目が、この遺跡の下を流れる銅銭掘という沢まで、総長100mを超す2条の断層亀裂面となって、露天掘跡が今に昔の面影を残している。地質学的には、第三紀層(秩父盆地)と秩父古生層との接触部に当たり、そこの露出面より自然銅が採掘された。この露天掘跡が、「和銅遺跡」中心地である。
埼玉県秩父市 逸見修
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