[鹿児島県]示現(じげん)流兵法所、撮影年月:2001年11月24日、撮影場所:鹿児島市中心部。写真1:示現流兵法は、昭和初期まで門外不出だった薩摩藩公認の兵法で、今日においても鹿児島県の精神文化に強い影響を与えています。現存する古武道の中で、創流当時の姿が正確に伝承されている貴重な古武道です。示現流の特徴は、一太刀の激しい攻撃がそのまま防御を兼ね、機先を制すところにあります。この写真は、史料館及び道場の外観です。史料館には、奥義の古文書、刀剣、稽古に使うユスの木の木刀などが展示されています。写真2:この写真は、示現流の道場を写したものです。道場奥には重い木刀で打ちこむための立木があります。
東書Eネット事務局