[鹿児島県]武家屋敷通り、撮影年月:2001年11月24日、撮影場所:鹿児島県知覧町。250年余り前につくられた知覧武家屋敷群は、国の重要伝統的建造物群保存地区となっていて、中世の知覧城跡を母体として成り立っています。通りは、藩政時代鹿児島への往来に使われた街道で、通り沿いの屋敷はみな石垣と生け垣で囲まれています。7つある庭園も国の名勝に指定されるほど素晴らしく、薩摩の小京都と呼ばれています。1つの築山泉水式庭園と6つの枯山山水式庭園からなっています。写真1:写真は江戸時代に鹿児島への往来に使われた街道で、通り沿いには石垣とイヌマキの刈り込みによる生け垣が700mにわたって続いています。写真2:写真の武家屋敷通りでは、歴史的建造物や景観の保全をはかるために、電柱の移転や排水施設の地下埋設が行われています。写真3:写真は武家屋敷庭園で、イヌマキの刈り込みと巨岩が組み合わせられています。
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