「新教育課程を見据えたアクティブ・ラーニングと主権者教育-教科書を活用した指導例-」(2016年7月)より。本授業では,第3章導入の「だれを市長に 選ぶべき?」(p.72~73)から10年後のX市で, 自分自身が市長選挙に立候補し,考えた公約 を市民に訴えるという設定で考えさせる。「や ってみよう」で作ったグループの公約を基に, 「さらに深めるために」を利用して,模擬選挙 へと発展させる。発展課題の扱いではあるが, 時間の制約を考えて1時間で模擬選挙まで実 施する指導例を示す。
お茶の水女子大学附属中学校教諭 寺本誠