[北海道]南極観測樺太犬記念碑、撮影年月:2002年8月、撮影場所:北海道、稚内市、稚内公園。昭和32年(1957年)日本が初めて南極観測に参加するにあたって、現地での物資輸送を目的に20頭の犬ぞり隊が編成されました。犬ぞり隊は、稚内周辺から樺太犬が集められ、この稚内公園できびしい訓練を受けました。昭和33年(1958年)、南極の悪天候を克服できずに樺太犬15頭が現地にやむなく置き去りにされ、その1年後再び越冬隊が南極を訪れたとき、樺太犬タロ・ジロの2頭が奇蹟的に生き延びていました。この碑はその樺太犬の功績をたたえたもので、ブロンズ像はジロをモデルにしています。
岐阜県各務原市 吉田範雄