三角形ABCの内部に点Pがあるとき,Pから三角形の3つの頂点A,B,Cまでの距離の和AP+BP+CPとPから辺AB,BC,CA上の点L,M,Nまでの距離の和LP+MP+NPを比較すれば,AP+BP+CP>LP+MP+NPであることは一見してわかる。本稿では,∠APB,∠BPC,∠CPAの二等分線と辺AB,BC,CAの交点をそれぞれL,M,Nとするとき,AP+BP+CP≧2(LP+MP+NP)であること,および等号が成立するときの三角形の形状と点Pの位置を中心にして考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,5ページ
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