教師の仕事量は多い。ゆとりを持って取り組んでほしいのだが,現実はなかなか厳しい。このヒント集は,そのような中で共に考えるために同僚の声を皆さんに届けている。ここからヒントを得て,自分らしい実践を目指してほしいと願って。初任をやっと終えた2年目の教師の声を以下に紹介する。ときに涙を流し,懸命に子どもに向き合う初任教師とそれを後押しする指導教諭の,授業づくりの格闘が見える。このヒント集が,悩み苦しみながらも懸命に打ち込む教師への応援団となることを願っているのである。 東研・特別課題シリーズ53(No.277)
東京教育研究所