放物線上の異なる2点での2本の接線について,放物線とで囲まれる図形の面積を求める問題は定積分の代表的な問題の一つである。そのとき,2接線の交点のx 座標で場合分けして定積分をするが,この交点に注目したとき,これはどのような軌跡になるのか気にかかる。 本稿では,放物線上の異なる2点における2接線の交点について,2接線のなす角が一定のときと放物線と2接線の囲む図形の面積が一定のときの軌跡を考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,5ページ
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