[トルコ]カッパドキア、撮影年月:1998年6月、撮影場所:トルコ、アンカラ市の東南、アナトリア高原。キノコ岩-数億年前に起きた火山の噴火によって、火山灰と溶岩が積み重なった。しだいに雨風に侵食されて硬い部分が残り、現在の形になっている。写真の岩山のふもとに見られる穴は入り口となっていて、内部、特に地下部が広い都市状になっている。地下都市-キノコ状にならずに、やわらかい部分が長い年月の間に溶かされて流され、洞窟になったところが、4世紀ごろからキリスト教の修道士たちの住居として使われるようになった。この地方は、ヒッタイト時代から交易ルートの要の町として栄えていた。写真の岩山のふもとに見られる穴は入口で、内部、特に地下部が広い都市状になっている。
千葉県 中西茂