「小学校社会科 地域教材を用いた活動事例」(2015年6月)より。本単元では,環境と人々の生活や産業との関連を考えるまとめの単元と位置付け,地域で現在行われている道路整備事業と地域の生活環境とのよりよい関係について考えていくこととする。そこで,現在地域で整備中の東環状線道路や将来地域を通る計画である四国横断自動車道の道路整備事業を教材化し,「便利なくらし」と「自然環境保護」の両面から道づくりの在り方について,既習内容を生かしたり根拠を明確にしたりした主張づくりをし,自他の考えを交流することで,自然環境と調和のとれた適切な開発の在り方について考えさせたい。
徳島市大松小学校 永井武