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nn,(2n-1)!!,(2n)!!の大小関係~数学的帰納法の題材として~

  • 数学
  • 実践事例
公開日:2015年04月17日
nn,(2n-1)!!,(2n)!!の大小関係~数学的帰納法の題材として~

自然数nの階乗n !はその記号!が示すようにびっくりするほど大きくなる。一般にn!≦nnである。両辺ともn個の正の数(文字)の積であるが,左辺のk番目≦右辺のk番目であるから当然と言えばそれまでである。では,左辺のk番目≦右辺のk番目とは限らないn個の正の数(文字)の積として,
左辺のk番目=2k-1 あるいは 2kの場合,これらのk=1からk=nまでの積とnnの大小関係はどうであるのかについては生徒の興味・関心を引くのではなかろうか。
 本稿ではこのことについて考察してみたい。

※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

山口県立岩国高等学校教諭 西元教善

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