さいころを1回投げたときに出る目の半分の「床関数」(あるいは「天井関数」)での値を1辺の長さが1の正方形ABCDの辺上をある頂点からの点Pの移動距離とするとき,何回かさいころを投げて,点Pが4つの頂点A,B,C,Dそれぞれにある確率を求めるという問題を考えてみた。
本稿は,特に「床関数」での場合を,また2~4回投げるとき,点Pが4つの頂点それぞれにある確率を求めることを中心に考察したものである。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善