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第33回 教師への暴力と損害賠償請求について

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公開日:2015年02月26日
第33回 教師への暴力と損害賠償請求について

公立小学校の校長です。5年生のクラスでの出来事です。そのクラス担任Aは妊娠しており,妊娠についてはAからはもとよりのこと,私からも児童や保護者に伝えてあります。

 Aのクラスで理科の授業中のことです。児童Bが実験中にふざけ,危うく事故になりそうになったので,AがBを注意したところ,それに反発したBがAの腹部を蹴ってしまいました。Aは流産をすることはなかったのですが,心身ともにショックを受けて一月余り休むことになりました。Bの保護者はしつけと称してBにしばしば暴行を働いています。そのせいか精神的に不安定なところもあり,級友に暴力を振るうことがあります。そこで,Bの気持ちを安定させるために暴行は止め,やさしく接するようにとBの保護者と何度も話し合いを持っているさなかの出来事でした。このような場合でも,授業中のことであるのでA(もしくは学校側)に監督責任があるものと見なされ,B(もしくは,その保護者)に法的責任を問うことはできないのでしょうか。また,法的責任を問うことができるとすれば,それはどのような責任なのでしょうか。

東京教育研究所 教育法規事例研究委員会

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