スイスは、国土の約6割をアルプス山脈が占める。マッターホルンは、そのアルプス山脈に属する標高4、478mの山。山頂にはスイスとイタリアの国境が通り、スイス側の麓の町がツェルマットである。ツエルマットは、ガソリン車乗り入れ禁止の環境に配慮したリゾート地で、町の交通は電気自動車と馬車である。そんな静かな環境と爽やかな空気が保たれたなか、世界中からマッターホルンを見に来る人が絶えない。また、マッターホルンの北壁は、アイガー、グランド・ジョラスとともに三大北壁と呼ばれている。(1)(2) ツェルマットの町から見たマッターホルンの朝焼け。(3) リッフエル湖に映る「逆さマッターホルン」(4) ゴルナーグラート鉄道の登山列車内からのマッターホルン
岐阜県各務原市 宮脇實也