数学Bの数列の中で,いろいろな数列ということで部分分数の差に分解して,いわゆる「中抜け」を利用して和を求めることができることがある。部分分数の差に分解することで,括弧をはずしたときの隣の項,あるいは一つ飛ばし,二つ飛ばしで項が次々に消えて,両端の項だけ,あるいは両端に2つずつ,3つずつ残って和が求められるというというものである。本稿では,それについて考察する。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,5ページ
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