2次関数Y=ax2+bx+cのグラフ,つまり放物線がx軸と異なる2点A,Bで交わるとき,そこにさまざまな図形的,計量的な考察ができる。たとえば,x軸
が放物線によって切り取られる線分の長さ,x軸と放物線によって囲まれる部分の面積やそれに内接,外接(内接,外接の意味については本文で説明)する正三角形,正方形や円の面積である。
本稿では,これらの基本図形の長さや面積が,a, b, cでどのように表されるか、特に とaとD(=b2-4ac)でどのように表されるかを考察した。
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山口県立岩国高等学校教諭 西元教善
A4判たて,6ページ
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